く〜はくの48ねン。

いつものバス停にて――


「う〜みゅ……このセ〜ラ〜ふくをもしたビ〜チウェアってシグレにミズギにそっくりだな〜……」

イブキがファッション系の最新情報を発信するアプリを見ながら、


「ふんっ!」

イブキが前髪数本を両手で挟み、


「アホげ〜」

そ〜っと離すと、数本だけ変な風に飛び出す髪ができあがる。


「これでミズギきればイブキさんもあのダイテンシにウリふたつっ! シグレよめのオトコのヒトもイチコロ――んふふふふ♪」

そんな悪巧みをしているイブキの隣では、


「へぇ~……中華料理のお店で『なんとか飯店』ってよくあるケド、本場の中国ではホテルとかを指す言葉なんだぁ~」

 月夜が食に関する雑学を集めた記事を見ていた。


「あっ!」

 その中にあった、なにかを発見し、


「ねね。ちょっとこれ見てよ」

 月夜はそういいながらイブキにスマホ画面を見せる。


「ん~? かんきりはカンズメができてから48ネンゴにできたっ!? うっそだ~!!」


「それが本当っぽいのよね~」


「えぇ!? じゃ、じゃカンキリができるまでみんなど~やってあけてたのさ~?」


「ん~? これじゃない?」

 月夜は人差し指を立てながら、


「……そんなコトできんの月夜だけだよ」

 月夜が立てた指をクイっと曲げこじ開ける仕草をするのを見たイブキはそういうのだった。


 ノミとハンマ~でこじ開けるか、中には豪快に斧でこじ開けていた様です。

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