よしコ。

いつものバス停にて――


「ふむふみゅ……ユラさんのカイニはコンシュ〜のキンヨ〜かぁ〜ど〜ゆ〜かんじになるんだろ〜?」

イブキがゲ〜ムの最新情報を見ながら、


「やっぱしシジツど〜りにはじめてケ〜ジュンでスイジョ〜きをト〜サイしたってので、そっちホ〜メンにキョ〜カされんのかな〜? おっ! 27ヒにはホストファンタジ〜のさいしんエピソ〜ドもくんのかっ! ガテンゴリラさんのつぎはチャラオガンマン――イブキさんオシのイグニスさんはサイゴかぁ〜……はやくこないかな〜」

そんな事を洩らすイブキの隣では、


「フライト中の機内で出産⁉︎ 誕生日プレゼントとして航空会社は赤ちゃんに一生タダで乗れるチケットを贈ったかぁ〜……いいなぁ〜」

月夜がそんな記事を読みながら、そう洩らした。


「そんなにいいかな〜?」


「いや〜。もし吉野家とかで産まれたら一生、牛丼タダとかあるかもしんないじゃん!」


「え〜! そっかな〜……でも、なまえが『ヨシコ』になっちゃいそ〜」


「いいじゃない! ヨシコ‼︎」


「え〜! もしマツヤだったらマツコになっちゃうよ? デラックスになっちゃうよ?」


「牛丼一生ならよろこんでデラックスになるわよっ!」

そう言い切る月夜にふと思い出したかのように、


「でも、そこでうまれたからといって、そ〜ゆ〜サ〜ビスがつくってル〜ルはないんだよ」

そんな根本的な事を指摘するイブキだった。

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