べつばラ。
いつものバス停にて――
「なっ!」
グルメ系アプリを見ていた月夜がそんな声をあげる。
「ピザハットが13日から15日まで半額セ〜ルしてたのか……も〜終わってる……」
その場でOrzするほどの虚無感を味合う月夜。
「ほかのデリバリ〜ピザたべちゃったの?」
いきなり地面に四つん這いになった月夜をみて、そう声をかけるイブキ。
「ううん。最近は食べほ〜だい解禁にともなって回転寿司業界の動向に注目してた」
月夜が株のトレ〜ダ〜のような事を言う。
「なら、ソンしてないしいいじゃない?」
「そ〜ゆ〜問題じゃないのよっ! いつもなら五枚しか食べれないトコを一〇枚いけるチャンスだったのよっ‼︎」
「うへっ! そんなにはいんないし……ピザなんてイチマイでジュ〜ブンじゃないの?」
「えぇ! おいし〜物は別腹なのよ」
「……それは月夜だけだよ」
呆れ顔でそういうイブキだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます