わいるド。

いつものバス停にて――


「ナツにむけてユラさんのカイニじっそ〜……」

イブキがスマホ画面を見ながら、そんな事を洩らす。


「さらにオ〜ガタコ〜ク〜ボカンのカイニもっ⁉︎ おぉ! オ〜ガタといえばカガさんかアカギさんかな? サ〜ビスしゅ〜りょ〜まぢかじゃないとこないっていわれてたのにここでくるのかっ⁉︎」

驚愕の表情でそんな事を言うと、続きを読み進める。


「あっ! サラトガのカノ〜セ〜がいちばんたかいのかぁ〜……もってないヒトはジッソ〜とどうじにどっかのドロはいちかオ〜ガタケンゾ〜のパタ〜ンかな〜? とにかくたのしみっ‼︎」

楽しそうなイブキの隣では、


「ステ〜キハウスが一〇〇分サ〜ロインの食べほ〜だいっ!」

グルメ系アプリにあった、そんな情報に瞳を輝かせた!


「一〇〇分ってがんばれば九七枚ぐらいいけど〜ね……じゅるり」


「そんなにっ⁉︎ いちまいたべんのにケッコ〜じかんかかるし、フォ〜クとナイフつかってキルのもジカンかかんない?」

イブキがその場でエア肉切りしながら、


「ん? ウチはフォ〜クしか使わないし」

そういってエア表現でフォ〜クを肉に『ざくっ!』と突き立てると、


「あとは一口で」


「ワイルドすぎるよっ⁉︎」

イブキは次々焼かれていくステ〜キをフォ〜クで突き刺して口に運ぶ月夜の姿を想像して、そう言うのだった。

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