みらイ。
いつものバス停にて――
「ゲスイしょりじょ〜にミチのウィルスっ⁉︎」
イブキがハザ〜ドニュ〜スといった危険なにおいのするニュ〜スサイトにあった、そんな記事になぜか興奮している。
「これはくるかな? バイオハザ〜ドきちゃうかな?」
ワクワクしながら、そんな事を言っているイブキの隣では、
「女子中高生のコミニティサイトでアンケ〜トした結果――七割が日本の将来を悲観?」
「明るいと思うと答えたのは一割ほど……を大幅に上回る結果かぁ〜……まあ、暗いニュ〜スばっかしだしね……」
そんな事を言いながら隣で下水道にロマンをはせるイブキを見ながら、
「アンタはノンキそ~でいいわね」
「むう! シツレ~なっ! イブキさんだっていろいろかんがえてるモンっ!!」
「へぇ~……なにを?」
「んとんと……センキョにいったのにオトナっぽくなんないのはナゼ? とか」
「だろうね」
一瞬、まともな回答を期待した月夜はそういって肩をすくめるのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます