ふらいんぐしゃ〜く。

いつものバス停にて――


「カイテ〜でヤマトのタンショ〜ト〜をハッケンっ!」

イブキ錆びついた鉄塊の画像を見ながら、そんな声を上げる。


「これって96シキ150センチタンショ〜ト〜かな? カイシュ〜ちがきになる……」

アゴしたに手を当てそんな事をいっている隣では、


「オ〜ストラリアで風速50メ〜トルのサイクロンに巻き上げられたサメが空から降ってきた? はぁ〜……そんな事もあるのね。それとも、またエイプリルフ〜ルのネタかな?」

月夜があまりにも突拍子のない事件にそんな疑念を抱いていた。


「いやいや。月夜、シャ〜クネ〜ドってエ〜ガしらないの?」


「知らない」


「タツマキでまきあげられたニマンビキのサメさんがそらからふってくるギャグえ〜がだよ」


「へぇ〜……そんなんあるんだ」


「そそ。だからそのワダイもたぶんジジツだよ」


「ふ〜ん……もっと美味しそうな物が飛べばいいのにマグロとか……」


「月夜がクチでキャッチしそ〜だね」

月夜が空から降ってきた二〇〇キロのマグロを丸呑みしてる姿を想像しながら、そう言いイブキだった。

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