せ〜しんとときのくすり。

いつものバス停にて――


「すずや〜!」

イブキがテンション高めにそんな事を言いながら、ゲ〜ム情報を見ていた。


「う〜みゅ……まさかホント〜にジュ〜ジュンとケ〜ク〜ボのコンバ〜トになるとわ……セ〜ノ〜もたかいし、スズヤのニセキいくせ〜もかんがえたほ〜がいっかな?」

スマホ画面を見ながら、


「スズヤがク〜ボになるってコトはイチバンカンのジュ〜ジュンからク〜ボにカイソ〜されたアノコもジッソ〜あるよね? されたら、きっとセ〜ソでカレンでオッパイのおっきなコなんだろ〜な〜はやくこないかな〜」

イブキがそんな事を言っている隣では、


「八時間が一〇〇〇時間になる薬?」


「すっごいっ! ゲ〜ムやりほ〜だいっ‼︎」

即座にイブキが反応する。


「それが動きは速くなんなくて、感覚だけ伸びるんだってさ〜」


「つまり……どゆコト?」

首を傾げながら聞き返すイブキ。


「ええ〜っと……スロ〜状態の世界で自分の動きも遅くって、でも意識や思考だけは速いみたいな?」


「へェ〜……そんなクスリやくにたつの?」


「考えるのが好きな人とか……作家? ほら、あと一時間でアップしなきゃいけないのにネタのストックが食べて放題ネタばっかしな時とか……」


「そんなヒトいないでしょ」


「そ〜よね」

そういって笑う二人だった。

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