きの~

 いつものバス停にて――


「キノ~はヒッドいウソにひっかかったな~」

 イブキが頬を噴きラマせながら、そんな事を言うと、


「なによ? まだ根にもってんの?」

 月夜の言葉に、


「いや~。あのあとさ~……」

 イブキがゲ~ム情報を集めたアプリを見せながら、


「デンセツのクソゲ~といわれる。タケシのチョ~センジョ~がVRになるってジョ~ホ~がのってて、ワクワクしながらよみすすめていったらエイプリルフ~ルようのネタだったんだよっ!」

 プンスカ怒りながら、


「そんな事で怒ってんのアンタだけでしょ?」

 呆れながらそう言う月夜。


「あ~あ……カラオケスナック『あぜみち』でうたいたかったな~」

 心底、残念そうにそう言うイブキに、


「なんだかんだ言いながら、アンタも結構楽しんだのね」

 イブキの話しを聞きながら、そう評す月夜だった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます