えいぷりるふ~る。

 いつものバス停にて――


「ふ~ん……Twitterのショキセッテ~だったタマゴのアイコンをヒトのカゲにヘンコ~かぁ~……あれ、ケッコ~すきだったのになぁ~タマゴアイコン」

 イブキがテクノロジ~系ニュ~スにのっていた、そんな記事にそんな事を洩らしていた。


「ふむふみゅ……ユ~ザ~はわりとタマゴアイコンをきにいってうrヒトがおおいが、もっとジブンらしさをだしてほしいとおもってのヘンコ~かぁ~……でも、ジブンのシャシンはね~」

そんな事を洩らすイブキの隣では、


「イブキ、イブキ」

月夜が意地の悪い笑みを浮かべながら、


「ん〜?」


「ウチね〜」

もったいぶるように間をもたせた後――


「彼氏できちゃった」


「えぇっ⁉︎ だれだれだれ? イブキさんのしってるヒトねえ? ねえ?」

物凄い勢いでそう問い詰めるイブキに、


「う・そ」

手を広げながらそんな風に言う月夜。


「もうっ! なんなのさっ‼︎」

諸手を上げて猛抗議するイブキに、


「怒っちゃダメよ。今日はエイプリルフ〜ルだし」


「むう……」

頬を膨らませそうスネるイブキ。


「……」

そのまましばらく熟考した後――


「イブキさんね〜ムネおっきくなったんだよ」


「そんな怪現象は絶対に起きないっ!」

一瞬の間も空けずにそう反論してくる月夜だった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます