であい。

いつものバス停にて――


「アメリカでスシド〜ナッツが流行っている? なにかしらコレ??」

月夜がグルメ系ニュ〜スの中にあった、そんな記事に興味を惹かれた。


「あら? これはなかなかイイかも?」

記事を開いて読み込まれた画像を見た月夜は思わずそう洩らした。


海苔の上に米を円状に敷き、その上にサ〜モン、マグロの赤身、キュウリなどを載せた物を見ながら、


「でも、これって普通に海鮮おにぎりのような気もするケド……まあ、これはこれでアリかな? 食べてみたいな〜……ニュ〜ヨ〜クかぁ〜……遠いなぁ〜……電車で行けるようになんないかな〜ニュ〜ヨ〜ク。一時間ぐらいで」

月夜がそんな無茶な事を言っている隣では、


「オトコのヒトとのリソ〜てきなであいのシュチュエ〜ションをチョ〜サかぁ〜」

イブキがそんな如何わしい記事を読んでいた。


「トップはステキなバ〜でバ〜テンダ〜さんから『あちらのヒトからです』といわれてみたら、ステキヒトがいたとゆ〜シュチュ……う〜ん……オトナだ。スタバじゃおこんないよね」


「イブキさんのすきな『パンをくわえてカドでゴチン』は20イなんだ〜そんなニンキないな……」

 そして――


「とりあえずバ~かバ~にいけばシャ~ってのみものやってきて『あちらの――』イベントおこして――」


「いやいや。現実にそんなイベント起こんないから」

 イブキの加速する妄想にそう歯止めをかける月夜だった。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます