らすぼす。

いつものバス停にて――


「ふ〜みゅ……ケ〜ジュンのカリョクじょ〜しょ〜はビックリしたけど、いままでがレベル150をソ〜テ〜してたモノだしな〜……コンゴのイベントでテキがわどんくらいキョ〜カされたわかるけど……ダイジョブだよね?」

イブキがゲ〜ム情報を見ながら、そんな事を呟いている。


「ほかはカリョク1とかライソ〜1とか、ナカちゃんなんてタイク〜が1のみとかのビチョ〜セ〜みたいなキョ〜カだったのにオ〜ヨドさんだけカリョク7だかんね! きっとなんかあるよ‼︎」

そんな風に深読みをしているイブキの隣では、


「天気の悪いときにスカイツリ〜を見上げたら、すっごい不気味でラスボスいそうな気がした?」

月夜がtwitterで話題の記事を読みながら、


「どれどれ〜」

画面を下へとスクロ〜ルさせ画像が読み込まれると、


「う〜ん……上の方が雲で霞んで見えないのと、微妙な薄明かりの中で紫色のライトが辺りの霧で不気味な色合いに……確かになんかいそう……大魔王とか」

そんな事をいう月夜に、


「トチョ〜もそ〜ゆ〜ときあるよ」

そう言いながら黒雲の中に聳え立つ東京都庁のツインタワ~の画像を見せる。


「こ、これもなかなかね……」


「メガサチコいそ~でしょ?」


「なんでサチコっ⁉︎」


「あっ! 月夜がいてもすっごいゼツボ〜かんあるね‼︎ 『ニドといきかえらるよ〜にホネまでしゅぶりつくしてくれる』とかいってさ」


「食べないよっ!」

さすがにそう抗議する月夜だった。

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