しか。

いつものバス停にて――


「スタミナ豚丼……なかなか良さそうじゃない」

月夜が某牛丼チェ〜ンの新作を見ながら、


「ふ〜ん……肉増しできないのかな〜? ニンニク増しはできるって書いてあるケド……デ〜ト前には注意?」


「月夜はそんなシンパイないからダイジョブダイジョブ」

横から口を挟んでくるイブキ。


「なっ⁉︎ ウチだってデ〜トのひとつやふたつ……」


「ないない。おっ! みてよ」

そういってサラっと話題を変えるイブキ。


「ナラのシカさんがおじぎをするのって……」


「あ〜……アレ可愛いよね〜ウチでもついつい煎餅あげちゃうもん」

近くに寄ってこないのにどうやっあげたかは謎だが、そんな事を言う月夜に、


「あれイカクしてんだって、シカさんてきには『はやくセンベェよこせよっ! このニンニクJKがっ‼︎』っておもってんだってさ」


「そっか! ウチに寄ってこないのはニンニクのせいかっ⁉︎」


「……まさかのポジティブかいしゃくっ⁉︎」

そういって驚くイブキだった。

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