そこへいたるみち。

いつものバス停にて――


「明太チ〜ズポテトまん?」

月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事に首を傾げる。


「なんか色々詰め込んだ感があるケド……」

月夜はホックホックの中華まんを割って中を見せている画像を見ながら、


「これはアリだわっ!」

そんな声を上げてる月夜の隣では、


「ヒトをのせてとべるドロ〜ンついにジツヨ〜かっ⁉︎」

テクノロジ〜系ニュ〜スを見ていたイブキがそんな見出しに瞳を輝かせる!


「すっごいな〜! いまテストひこ〜のだんかいでコトシのナツにはジツヨ〜かされるヨテ〜かぁ〜」

詳しいスペック――充電一回で成人一人を半径五〇キロ圏内へ時速160キロで飛行可能などといったモノを読みながら、


「コクピットはいきさきをケッテ〜するタッチパネルだけですべてジド〜ウンテンなんだ〜! いいなぁ〜のってみたいなぁ〜」


「そんなの何処で乗れんのよ?」


「う〜んと……ドバイってとこ」


「あぁ〜……お金持ちの国ね」


「イブキさんもいってみたいな」


「まあ……がんばれとしか言いようがないわ」

最先端の都市を写したイブキのスマホ画面を見ながら、そう言う月夜だった。

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