りも〜と。

いつものバス停にて――


「マックのポテチに大学イモ味かぁ〜……」

月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読みながら、


「ポテトに黒ゴマ入りの甘ダレをかける……前あったチョコがけポテトみたいなものかしら?」

そんな事を考えているの隣では、


「ノ〜ハでうごかすリモコンをカイハツっ⁉︎ すっごい‼︎ サイコミュだ!」

テクノロジ〜系ニュ〜スを見ていたイブキが驚きの声をあげる。


「ふ〜みゅ……まだまだDVDのサイセ〜をニュ〜リョクできるテ〜ドかぁ〜……」


「いやいやいや、それでもスゴくないっ⁉︎」

イブキの声を聞きとめた月夜が反論してくる。


「いや〜もっと……こう……ジザイに……チャンネルかえたり、ロクガできたり、テキをコ〜ゲキしたりとかできんのかな〜……って」


「最後のは普通のテレビリモコンでもできないわよ」

呆れ顔でそういう月夜だった。

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