アイツはドコへ?
いつものバス停にて――
「おぉ! ゼノブレのゾクヘンけって~かっ!!」
イブキがゲ~ム情報にあった、そんな記事に瞳を輝かせる!
「PSVRもサイハンけって~か……イブキさんのヨソ~どおり1ガツのコ~ハンだったなぁ~」
販売日一覧を見ながら、新たに追加されたPSVRの入荷日を見ながら、ドヤ顔でそんな事を言っているイブキの隣では、
「う~……寒いな……」
月夜がマフラ~に顔を深く埋めながら洩らす。
「なんか急に寒くなったわよね? 雪もいきなり降り出したし……」
「それはモチロン――」
「ん?」
月夜の呟きを聞きとめたイブキが、
「アイツがニホンにいないからだよっ!」
「アイツ?」
「アイツだよ。いなくなるとナゼかキオンがさがったり、いるトコはなぜかキオンがあがるアツイオトコのヒト」
「そんな人いんの?」
「うん。いまメルボルンにいるらし~よ」
「へぇ~……」
「イブキさんおもわずフユはシュ~ゾ~をカンキン、ナツにはコクガイツイホ~ほ~あんにショメ~しちゃったモンっ!」
「そんなんあるんだっ!?」
そういって驚く月夜だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます