ろぼかり。
いつものバス停にて――
「あ〜! これカワイイかも?」
月夜がフリマアプリでアクセサリ〜を見ていると、
「ん〜……ど〜しよっかな〜……」
画像をしばらく眺めながら迷う月夜。
「やっぱし今はいいかな〜?」
と、いいつつも画像を見ながら未練を断ち切れずにいる。
「う〜ん……これほし〜けど……」
そんな月夜の隣にいるイブキもそんな事を洩らしてながらスマホ画面を見ている。
「あら? アンタも何かほしい物あるの?」
月夜の言葉に、
「うん〜……ほし〜んだけど、ちょっとたかくって……」
「このフリマアプリ使えば安く買えるかもよ? 値切り交渉もできちゃうし」
「でも、あんましリュ〜ツ〜してないよ?」
「へ〜きよ。使ってる人も多いし、割となんでもあるわよ」
「そっか〜。じゃ、このスイド〜バシコ〜ギョ〜のロボットを――」
「うん。たぶんソレは探してもない」
イブキの巨大ロボの写ったスマホ画面を見た瞬間、そう返す月夜だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます