うらない。

 いつものバス停にて――


「大学生が選ぶ好きなウドンランキング?」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を暇つぶしに読んでいた。


「ウチは肉たっぷりウドンが好きだケド……一位はきつねウドンかぁ~……やっぱし定番だね、お揚げが汁を吸ってておいし~のよね~――じゅるり」

 そんな事を言いながら先を読み進める。


「2位はカレ~うどんかぁ~……ウチは服とかについちゃうから、あんまし好きじゃないなぁ~……」


「おっ! 三位は天ぷらウドン!! いいよね~サクサックの天ぷらがのったやつもいいケド、汁を吸ってフニャフニャになったやつもおいし~のよね~――じゅるり」

 そんな事を言っている月夜の隣では、


「カ~ドをえらぶだけで、アナタのクリスマスデ~トをうらなう?」

 イブキがそんな如何わしい記事を読んでいた。


「ふ~ん……4まいのタロットカ~ドをえらぶと、クリスマスデ~トのいくすえがうらなえるかぁ~」

 イブキが4枚のカ~ドを選んでいると、


「アンタ相手もいないんだから、行く末もなにもないじゃない」

 そんな身もふたもない事を言い放つのだった。

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