びっくにゅ~す。

 いつものバス停にて――


「寒くなってきたし、いい秋物ないかな~?」

 月夜がそんな事を言いながら、オシャレ系ニュ~スで最近の流行りをチェックする。


「お~! スシロ~がハンバ~ガ~……〆サバが具って……漫画にそんなのあった気がするケド……チ~ズアン〆サババ~ガ~だったかな?」

 結局、食べ物関係のほうに興味を惹かれはじめる月夜――その隣では、


「ニュ~スをしってるヒトはモテる? そうなんだっ!」

 イブキがそんな如何わしい記事に食らいつく!


「でも、いっか! イブキさんジョ~ホ~きょ~しゃだしっ!!」

 そんな事を言いながら、拳を握り締める。


「ニュ~スだよ。意味わっかってんの? ゲ~ム情報とかじゃなくて」

 月夜が呆れ顔でそう言ってくる。


「わかってるよ! じつはね――」

 イブキは声を潜めながら、月夜の耳に近づく。


「ダイト~リョ~、トランプさんになるらし~よ。ダイコンランおきるからナイショだよ」


「……うん。驚いたケド、きっとほとんどの人が知ってるよソレ」

 呆れ顔のままそう言う月夜だった。

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