おなべ。

 いつものバス停にて――


「ついに11ガツかぁ~……コンゲツはケッコ~いそがしんだよね。プレステプロが15ニチでゲツマツにはFFのサイシンサクもでるし――ホロウ・リアリゼもやんないといけないし、アキイベはじまるし――やるコトいっぱい、いっぱ~いっ!!」

 イブキがゲ~ム情報の中にあった、今月リリ~スさせるゲ~ムの情報を見ながら、


「なんだかんでキンサクもやんないと……ホロウ・リアリゼはジャシンがりしてればイイけど……リアルでうま~くおかねえるホ~ホ~ないかな?」

イブキがそんな事を言っている、隣では、


「あぁ〜学校なんか言ってる場合じゃないのにっ⁉︎」

月夜スマホ画面を見ながら、悔しそう地団駄を踏む――綺麗に舗装された地面に若干のヒビ割れを残し。


「ど、どしたの?」

 それを見たイブキが少し距離を取りながら、そう声をかける。


「牛スキよっ! 今日1日から冬の定番、食べておいし~、店員殺しの異名を取る程、手間のかかるメニュ~牛すき鍋がでるのよっ! もうすぐ言って3個ぐらい注文しないとっ!!」


「さすがにギュ~すきたべたいからガッコ~やすむはと~らないとおもうけど……」


「あぁ……全国5000千万の肉好きJKがモヤモヤしながら一日を過ごすなんて……牛すき解禁の日は国民の休日にすべきよねっ!!」

 握り拳を秋空に掲げながら、そう宣言する月夜だった。

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