もちこみ。

いつものバス停にて――


「ふ~みゅ……ニト~リュ~のだしかたいろいろでてんなぁ~……イブキさんはわりとはやめにでてくれたからラッキ~だったのかな? OSSもそこそこのカイス~こなさないと、いけないっぽいとニラんだねイブキさん」

 アゴに手を当て瞳を『キラーン!』と光らせながら、そんな事を言うイブキの隣では、


「ふ~ん……へぇ~……そうなんだ……」

 月夜がなにかの記事を読みながら、感心したような声を上げている。


「ん? ど~したの月夜??」


「見てよ。お風呂にまでスマホ持ち込んでいる人が10代だと3割もいるんだって、驚きだよね?」

 月夜が見ていた、スマホ画面を見せながら、


「しかも、動画のランキングがきになるとかって理由だよ。お風呂でてからゆっくりと見ればばいいのに」

 そう言って、笑う月夜に、


「え~! でもさ~オフロのなかでおゆにチャプってるあいだってヒマじゃない?」


「浸かりながら何も考えないのがイイじゃない!――って、アンタもやってんのっ!?」


「ほら、イブキさんってキカイにふれてないとおちつかないから!!」


「そ~なのっ!?」

 長い付き合いでもまだまだ知らない事が多いなと感じた月夜だった。

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