おまつり。

いつものバス停にて――


「PSVRよっかで4マン6000ダイかぁ〜……さすがにスッゴイいきおいだなぁ〜」

イブキがゲ〜ム情報にのっていた、そんな記事を感心しながら見ている。


「おっ! サンマまつりでシンジョ〜ホ〜きとる」


「おぉ! アメリカのク〜ボがジッソウにジュ〜ジュンカイニのジッソ〜がケッテ〜!」


「リアルサンマまつりいきたかったなぁ〜……」

そんな事を洩らすと、


「リアルじゃない秋刀魚あるの? ってかど〜ゆ〜お祭りそれ?」

気になったのか月夜が尋ねてくる。


「うんっとね……セイユ〜さんがサンマやいたり、ダイコンをおろしたりして、それをオ〜ゼ〜のテ〜トクがたべるおまつり」

イブキの説明が進むほど月夜の頭上にある『?』の数は増していく。


「でねでね。ユラさんがアナウンスでかんじゃったり、グ〜ゼンイベントにまぎれこんじゃったカゾクのヒトたちもいたり、わかりやすくゆ〜と……コ〜エンでみんなでサンマたべるおまつり!」


「ごめん! なに言ってるか全然わっかんないっ‼︎」

頭上に疑問符をいっぱい浮かべながら、そう言い放つ月夜だった。

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