ことしのおしごと~

 いつものバス停にて――


「KOTY2016のタイショ~とれるほどのオオガタが10ガツ20ニチにあらわれるっ!」

 イブキがゲ~ム情報を見ながら、そんな事を呟く。


「おぉ! メタキンのヌイグルミでんだっ!!」

 イブキが王冠をかぶった銀色の饅頭のようなモンスタ~を見ながら。


「このヌイグルミあったら、ゼッタイにげないようにガッチリつかんではなさないとおもうなぁ~イブキさん」

 そんな事を呟いているイブキの隣では、


「う~ん……もうすぐ冬コミかぁ~……そろそろ軍資金の用意をしないと……」

 月夜が求人アプリを見ながら、


「なんかいいアルバイトないかな~」


「月夜、月夜」


「ん~? なによ?」


「いいアルバイトあるよ」


「えぇ~……まあ、一応聞くケドさ~」

 あからさまに不審顔でそう返す月夜。


「ジャクサがボシュ~してんだけど、ジキュ~は1130エン!」


「ジャ――うん、まあいいケド……平気? 火星往復する期間の間、水のみで過ごせとか、じゃないわよね?」


「ダイジョブ、ダイジョブ。たしか~……ヘ~サク~カンに13はく14かするだけ」


「あ~……宇宙〇弟にもあったわね。そんな話し」


「それで38マンエン。ガポってもらえるよ」」


「ふ~ん……」

 さっそく詳細を調べ出す月夜。


「イブキ~これ女性はダメってなってるじゃない!」


「えっ! 月夜ならヘ~キじゃない?」


「なんでそ~思ったっ!?」

 そう問い詰める月夜だった。

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