みそ。

 いつものバス停にて――


「ふむふみゅ~……しんがたのNXはいつものニンテンド~は~どのようにスロ~スタタ~にならないようにハンバイからハントシいないにマ〇オ、ゼ〇ダ、ポケ〇ンの3タイトルをリリ~スするコトをハッピョ~」

 イブキがゲ~ム情報にあった、そんな記事を興味津々で読み進める。


「ソフトはジュ~ヨ~だよねっ! プレ4なんていいソフトがないってゆ~リユ~でおと~さんがかってくんないし……ライネンのはじめにバイオでるってなったらクリスマスあたりにかうとか、どんだけゾンビすきなんだよっ!」


「名古屋人が味噌好きをじらせてつくってしまった『味噌アイス』?」

 月夜が愛用のグルメ系ニュ~スアプリの中にあった、そんな記事を怪訝そうな表情で読み始める。


「味噌とアイスってさすがに……よね?」

 そんな風に疑いながらも記事を先へと読み進めると――


「うっ! ホントにあったっ!? すっごいな名古屋の人」


「それイチブのヒトだけらし~よ。オンゲのチャットでいちぶのヒトのせ~でなんでもミソかけてくってるイメ~ジがテ~チャクしちゃってメ~ワクしてんだってさ」


「へぇ~……あっ! ホントだ。東海地区で限定販売してるケド、めっさ余りまくってるって……」


「でしょ、でしょ~」


「余ってんならウチにくんないかなぁ~」


「月夜ってクチにはいるならなんでもいいの?」

 呆れ顔でそういうイブキだった。

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