にもつ。

 いつものバス停にて――


「マウスがたのセンタクキ?」

イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スを見ながら、そんな事を呟く。


「へェ〜……マウスがたでブルブルふるえて、そのシンド〜でヨゴレをおとすのかぁ〜」


「へぇ〜……いいじゃない! それ」

月夜が途中から口を挟んでくる。


「月夜がなんにつかうの?」

イブキが首を傾げながら、聞いてくる。


「ほら、この季節って夏コミあるじゃない? ホテルで簡単に洗濯できるなら、結構便利なのよ」


「そなの?」


「洗えるなら持っていく服の量や下着の数を減らせるじゃない」


「ず〜っとおんなじカッコウしてればいいじゃん」


「そ〜いう男性もいるケド……さすがに女の子はマズいじゃない」


「ふ〜ん……」

イブキがなにかの気づいた様な表情になると、


「そっか! ふくとかニモツがすくないほ〜がエロホンいっぱいかえるモンねっ‼︎」


「し〜っ! エロ本とかゆ〜なっ‼︎」

必死にそう言い繕う月夜だった。

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