とくちょ〜
いつものバス停にて――
「しんがたのプレフォ〜のソンザイをメ〜カ〜がセ〜シキにみとめるかぁ〜VRのはんばいもあるしあつくなってきたなぁ〜!」
イブキがゲ〜ム情報の中にあった新型ハ〜ドの情報を読んでいた。
「ふむふみゅ〜……あたらし〜のはNeoになるらし〜ゲンコ〜のプレフォ〜とヘイヨ〜してはんばい、う〜ん……きほんスペックだけそこあげして、グラやしょりおちしにくいってだけなのかなぁ〜? VRカンケ〜でなんかあったらカイカエもケント〜するかな〜……」
記事を読みながら、そう結論づけるイブキの隣では、
「………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………」
月夜がなにやら神妙な顔つきで、なにかの記事を読みふけっていた。
「な~にみてんのぉ~?」
イブキはそんな雰囲気などお構いなしに月夜のスマホ画面を覗きみる。
「んも~! 驚かせないでよイブキっ!!」
「なになに~『イヌやネコにキラわれてしまう6つのトクチョ~』?」
それを読んだ瞬間、月夜の腕を『ギュ』抱きしめながら、
「イヌ、ネコさんのかわりにイブキさんがなついてあげるから――」
――それを聞いた月夜は、
「はぁ~……もっとカワイイのに懐かれたい……」
「ぎゃふん!」
そう返されるとは思っていなかったイブキだった。
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