げんざいりょ〜
いつものバス停にて――
「そっか〜……やっぱしバグはあったのかぁ〜……そ〜だよね。さすがにあのナンイドはないよね〜」
イブキがゲ〜ム情報を見ながら、『うんうん』と頷きそんな事を呟く。
「おっ! シェンム〜3はパソコンとプレ4で2017ねんの12がつ――まだ、ケッコ〜ながいなぁ〜……」
「かまぼこの原材料表記で混乱中の人が続出? なんだろ? これ」
月夜が愛用のグルメ系ニュ〜スアプリの中にあった、そんな記事に首を傾げる。
「カニやエビを捕食しています? かまぼこが?
月夜は雄大な海中をカマボコが泳ぎ回りカニやエビをバリバリと食べ漁ってるイメ〜ジを思い浮かべる。
「あっ! カマボコの原材料になってる魚がカニやエビをたべてるってコトかっ! でも、なんでそんな注意書きを?」
「それはアレルギ〜もちのヒトのためだよ、よのなかには月夜みたいになんでもたべるヒトばっかしじゃないんだよ」
「むっ! ウチだってなんでも食べてるワケじゃ――だいたい食べてるケド……」
そう思い直す。
「しかし、アレルギ〜かぁ〜……大変だな〜」
「もし月夜がたべものだったら、ものすっごいかずかかないといけないしねぇ〜……」
アレルギ〜とは無縁の二人がそんな会話をするのだった。
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