ほ~むうぉ~ず。

 いつものバス停にて――


「う~……イタイイタイ……」

 イブキがスマホの自撮り機能を鏡のように使って自分の顔を見ながら、そんな事を洩らす。


「あ~……あかくなってる」

 前髪を押し上げてこめかみ辺りを見ながら、


「どったの?」

 月夜がカロリ~メイトを齧りながら聞いてくる。


「うんっと……おと~さんに……」


「なに? なにかやらかしたの?」


「う~ん……どっからセツメ~していいやら……まずおと~さんと『スタ~ウォ~ズ』みてたのね――」


「うんうん」


「――で、トイレからかえってきたおと~さんが、なぜかダ~スベ~ダ~のコスをカンペキにきこなしてもどってきて、イブキさんおもわずかたわらにあったライトセ~バ~を――」


「ちょ――ちょっと待ったっ!!」


「ん?」


「もしかして、映画見ててテンアゲになって、そのままライトセ~バ~――つ~か、普通の家にライトセ~バ~転がってないから――で、チャンバラして怪我したワケ?」


「ん~……だいたいあってる」


「合ってるのかぁ……」

 間違っててほしかったと思う月夜。


「おと~さんのアレフガルドのケンシンからデンジュされたってゆ~『びゃっこのかまえ』はすごかったよぉ~。ひくいシセ~から『ズバっ!』っとのびあがるよ~にくるんだよっ!」


「はいはい――で、どっちが勝ったの?」

 月夜はさして興味もなさそうに言う。


「それが……シメキリおわってアンミンチュ~のおか~さんがでてきて……おと~さんにまかせてイブキさんはガッコ~へ」


「切り離し早いな」

 妙なトコで感心する月夜だった。

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