だめもとのきんさく。

 いつものバス停にて――


「リュ〜シュツか? さいしんのニンテンド〜NXのコントロ〜ラ〜のガゾ〜がredbitにっ⁉︎」

ゲ〜ム情報アプリの中にあった、そんな記事を頼りに――


「う〜ん……なんかコレじゃないカンがするなぁ〜……これは、たぶんガセネタっぽいきがする」

記事を追いかけて件の画像を見ながらそう洩らす。


「ねね、月夜はど〜おもう? ホンモノかな? ガセネタかな?」

隣で一生懸命スマホをイジっている月夜に話しを振ってみる。


「知らないわよっ! そんな事っ‼︎」


「なに? まださがしてんのぉ〜?」

イブキが呆れ顔のまま、


「そ〜よ。悪い?」


「もっと――こう――ラクしてカセゴ〜よっ!」


「それができたら、みんな苦労しないって」


「こんなんど〜?」

そういってイブキが見せるスマホ画面には――


「芝刈り機のセ〜ル?」

月夜横目で『チラっ』っと見ながら、


「ねだんみてよ」


「価格? えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

横目で見ていた月夜は価格を見るなりイブキのスマホをひったくるようにして画面を凝視する。


「10円……ウソ……でしょ」


「ホント、ホント。これを300こかってテンバイすればカンタンにモ〜カルよ」

イブキが手を『b』も形にして言い切る。


「これなら本当に儲かちゃうかも……?」


「まあ、たぶんカカクのセッテ〜ミスでキャンセルになっちゃうとおも〜けど……もしかした――ね」

一応、注文した。

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