からし。

 いつものバス停にて――



「おぉ! ディシティアにタクティクスのラムザがでるんだぁ!!」

 イブキがア~ケ~ドゲ~ムの情報を見ながら、自分のお気に入りのキャラが登場するという情報に瞳を輝かせる。


「はむはむ――う~ん……ホックッホク!」

 と隣では月夜が温かそうな湯気を上げている中華まんを頬張っていた。


「やっぱし寒い外で食べる肉まんはサイコ~よね」

 月夜はそう言いながら、手に持った噛み後のついたトコに『にゅ~いん』と黄色のカラシを塗る。


「たまにカラシを付けるとピリっと味のアクセントきなっていいんだいねぇ〜」


「それならチョコソ〜スとか、こなごなにしたポテチまぶすとかど〜お?」

イブキがそんな風に口を挟んでくる。


「やだぁ……それもイイわね!」

結局、中華まんならなんでもいい月夜だった。

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