れあ。

 いつものバス停にて――


「う~ん……香りはいいケド……そんなにホタテはいってないなぁ~……高かったのに……」

 月夜がホクホクの中華まんを食べながら呟く。


「テンキいいと、まだあっついのによくそんなモンたべられるね」

 イブキが陽光を手で遮りながら言う。


「いいのよ。おいし~は正義なのっ!」

 と、暑さをモノともせずに中華まんにかぶりつく月夜。


「ぬっ!?」

 スマホをいじっていたイブキがなにかを見つけたような反応をする。


「ングング、ど~かしたの?」

 月夜が残りを食べながら、


「ちょっと、ニッキュ~3まんえんのおしごとが……」


「へぇ~……あやしいトコじゃないの?」


「ジャ〇プのヘンシュ~のおしごとだって」


「それってあの、人気週刊誌の?」


「そそ。ゲンコ~チェックやもちこみのカンソ~をようやくするのがナイヨ~だってさ」


「へぇ~……ちょっとおもしろそ~ネ。人気マンガも一足はやく楽しめるし」


「そだね~。シカクやケイケンもなしでオ~ケ~でオシゴトのようすだけWEBハイシンされるのをショ~ダクすればとくにセイヤクもないみたい」


「ウチも応募しとこっと」


「サイヨ~されるヒトはひとりだけみたいだから、どっちかしかサイヨ~されないね」


「……いや、圧倒的に他の誰かが採用される確率のが高いでしょ」

 冷静にそう突っ込みをいれる月夜だった。

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