さいしゅ~び。
いつものバス停にて――
「う~ん……レンキュ~が……レンキュ~が……おわちゃう……」
「それ昨日もやった」
重い雰囲気でそう呟いているイブキにそう突っ込みをいれる月夜。
「だって、だって――こんどシルバ~ウィ~クあるのって、かなりずっとさきなんでしょ!」
「11年後だったかな?」
月夜が記憶を探りながら答える。
「さきすぎるよっ! 11ねんごなんて――なんて――イブキさんキョニュ~でチョ~シンのオトナになってるよっ!!」
「……なってないと思うケド」
「なってるよっ!!!」
「イブキがそ~なる可能性よりも人類が滅びる可能性のが高いと思うケド……」
「そんなコトないよっ! 11ねんごのイブキさんはeスポ~ツせんしゅになってて、eスポ~ツのWカップにでねんだから」
「はいはい。バス来たからスィ~ツ食べ歩き行くよ」
「うん! いこ!!」
結局、最終日を満喫したイブキだった。
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