きょ~だけ。
いつものバス停にて――
「トムヤムクンの中華マンかぁ~……なんか想像できないなぁ~……」
月夜がグルメ系ニュ~スで新商品をチェックしながら呟く。
「う~ん……ついにあしたかぁ~……やっぱしハンバイビは20ぐらいになるのかなぁ~――って、シドニ~のアップルショップにはもうテントはってならんでるヒトいるんだっ!? まだなんにもハッピョ~されてないのに……このヒトたちはいったいなんにならんでるだろ?」
イブキがテクノロジ~系のニュ~スの中にあった『アップル新作発表前に並ぶ人々』といった記事を読みながら、
「あっ! そうそうイブキ」
「ん~?」
イブキが『このヒトたちはなんのためにならんでるんだろぉ~?』と疑問に思いながら月夜に返事をする。
「アップルストアで思い出したケド、KFCのアプリいれといてネ」
「へ? なんで?」
「今日9月9日限定でアプリトップにあるク~ポンみせると3ピ~スまで100円で買えるんだよ!」
「へェ~。かえりよっていこっか」
「そうね。帰りによっていこ」
「あ~……でも……」
「ん?」
「イブキさん3ピ~スもいらないかなぁ~」
「大丈夫、大丈夫。ウチが全部食べるから」
「あぁ……そゆコトね」
イブキの余り物を狙っている月夜だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます