いぶき・おぶ・たんくす。
いつものバス停にて――
「月夜! イブキさんセンシャヘ~になる!!」
イブキがなにかの記事を読み終わると、唐突にそんな事を宣言した。
「洗車塀??」
月夜が全身を壁に埋もれさせ顔だけ出てるヌリ壁の様なイブキの姿を想像し、その横でクルマが洗われてる状況をイメ~ジしてしまった。
「そう! ワ~ルドオブタンクスってゲ~ムのウンエ~がトッププレイヤ~にキュ~リョ~をしはらうってハッピョ~したんだよっ!!」
「へぇ~。ゲ~ムしてお金もらえんの?」
「うん! eスポ~ツプレイヤ~のセイカツコウジョ~のためなんだって!!」
「ふ~ん……」
月夜の脳裏に様々なタンクを背負ったイブキがイメ~ジされ、その滑稽な姿に小首を傾げてそう言った。
「うん! いっぱいてきをけちらっしゃうんだからネ!!」
「敵っ!?」
イブキが背負ったタンクをブン回して敵をなぎ倒してる姿を想像してさらに混乱していく月夜だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます