ちょ~しょく。

 いつものバス停にて――


「さいきんのケンキュ~やちょ~しょくはたべてもい、たべなくても、そんなにエ~キョウがないコトがわかってきた――ふ~ん……あさってそんなにイミないんだ~」

 イブキがニュ~スアプリのグルメ情報でそんな記事を見つけた。


「でも、朝食べないとなんか元気でないじゃん」

 月夜が隣でカロリ~メイトをサクサクしながらそう言う。


「う~ん……月夜みたいにじぶんでかってにたべてくれたらいいんだけど~……まいあさ、つくんのケッコ~たいへんなんだよ」


「ふ~ん……そうなんだ~――サクサク」


「だってさ~まえのひにタマゴとギュ~ニュでパンをつけて、あさおきたらフライパンでやくんだよ、メンド~だよ!」


「なにその――ホテルの朝食ででてきそ〜なテマはっ⁉︎」


「でしょ〜。これをキに――」

いきなり月夜がイブキ肩を『ガシっ!』と掴むと――


「絶対やめちゃダメっ! んで、ぜんぜん関係ないけど明日迎えにいくからウチの分のパンも用意できる?」


「……そんなイキオイでせまんなくてもあしたもってきてあげるよ」

あきらめたようにそう呟くイブキだった。

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