しんろ。
いつものバス停にて――
「イブキさんここにシンガクするっ!」
月夜が2月22日はオデンの日かぁ〜、味の染みたコンニャク、大根、玉子食べたいな〜と想像してると、イブキがそんな事を言い出した。
「進学? イブキって卒業したあとはゲ〜ム実況配信して世間と薄く関わりながら、ヌル〜と生きてくんじゃないの?」
「うん。のちのちはそんなかんじだけど……にほんにプロゲ〜マ〜をヨ〜セイするガッコができたんだから、これはモンたたいとかなきゃ!」
「ふ〜ん……自分の将来設計を考えるのはいいことじゃない」
「でしょ、でしょ!」
「まあ、イブキの場合――ちゃんと卒業できるかのほ〜があやしいけど」
「ぎゃふん!」
ぐう正(ぐうの音もでないほどの正論)だった。
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