月夜無双。

 いつものバス停にて――


「大阪でポニ〜テ〜ルの女子高生の髪をナイフで切り、髪を持ち去ったかぁ〜。う〜ウチ髪型変えようかな?」

ネットニュ〜スの記事を読み体を震わせながら呟く月夜。

「ん〜。ダイジョブじゃない? 月夜をおそうようなイノチしらずなヘンシツシャはいないとおもうよ」

「その言い方だと、まるでウチが変質者業界で有名みたいな誤解を受けるからヤメろ」

「ちがうの?」

「違うわっ! それウチでも刃物を持った男性が遅いかかってきたら……」

その光景を想像し、ブルっと身体を震わせる。

「むしゃぶるい⁉︎ つねにキケンをそ〜ていして、イメ〜ジトレ〜ニング⁉︎ でもね月夜、ナイフもってるからといってあいてはかよわいオトコなんだよ――」

「なんで、イブキの脳内でウチがそんな最強生物扱いされてんのか問い詰めたい」

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