すいみんぶそく。

 いつものなバス停にて――


「ナゾはすべてとけた!」

どこぞの名探偵のようなセリフを口にしたのは他ならぬイブキだった。

「月夜これみてよ」

月夜が秋のファション雑誌を見ながらミモレ丈はちょっとないな……と思ってたところに割り込むイブキ。

「わかった、わかったからそいグイグイ押し付けないでよ!」

月夜の形の整った鼻に押し付けらているスマホに抗議する月夜。

「ええっと〜……」

観念し雑誌をカバンにしまうとスマホを受け取り画面に映った見出しを読み上げる。

「『10代の子は1日9時間半寝ないと全てがうまくいかない』?」

「そそ。ど〜もおかしいとおもったんだよ。まいにちカラダおもいしダルいし、ねむいし――」

「10時ごろに寝れば9時間いけるよね?」

「10時にねるなんてありえないよっ! 夜はこれからじゃん‼︎ おもしろいナマホ〜ソ〜やスレがランリツして、オンゲにひとふえはじめる時間だよっ‼︎」

「うん。それをやめればいいじゃない?」














「………………うん……まっ、そ〜なんだけどね……」

正論すぎて反論をあきらめたイブキだった。

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