めだまやき。

 いつものバス停にて――


「ふむふむ。目玉焼きに醤油をかけるひtって4割しかいないんだ~」

 夏休み最中の登校日にあたる本日、バスをまってる間に月夜がそんな記事を見ていた。

「そういえば――」

 そういいながら隣でウトウトしてるイブキに声をかける。

「イブキ、イブキ」

「…………ん……?」

 イブキはウトウトしながらもわずかに反応を示す。

「イブキは家族の朝ゴハンつくってんだよね?」

「…………うん…………」

「家族のひとは目玉焼きになにつけて食べるの?」

「……ん……レベルを上げて物理で殴ればいいと思うよ」

「一体なに言ってんの? ほら起きて、起きなさいよ!」

 ユサユサとイブキを揺り動かし起こそうとする月夜。

「…………う~ん…………USBってまいかいゼッタイにギャクにさすよね~」

「いや、だからなんの話し!?」

「ダイジョブ! 〇〇通のコ~リャクボンだよ!!」

「それ大丈夫だった確率のが低いから!――って、いま微睡んでなかったから確実に起きてるよね?」

「Zzzzzzzzzzzz」

「いまさら!?――ちょっと登校日でダルいからって寝たフリしないでウチの相手しないさいよっ!!!」

 月夜の叫びにイブキがちょっとイタズラの成功した子供のような微笑を浮かべた気がした。

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