かろり~

二人は映画を見終わった後、マックで軽い昼食をしていた。


「見て。見て。月曜からメガマック復活だって」

「ホントだ! でも、こんな高カロリーの食べないよ……ってか、イブキさんだったらゼッタイ完食できない!」

「うっ……う、ウチは結構余裕かも……」

「まあ、月夜のが多きいからね縦にも……こにも……」

「おい! いまこっそり「横にも~」って言ったろっ!!」

「だってホントのコトだし」

「ち、違うのよ。べ、べつに体重は増えてないんだけどさ~」

 月夜はフテくされたようにイスを傾け言い訳がましく聞いていないのに語り始める。

「ほ、ほらウチって部活やってるじゃん! あの後に夕食前になんか食べたいっていうか~ガッチリ肉よこせっていうか~ムショ~に重いモノ食べたい時があんのよ。ときどきだよ。ホントときどき――」

「まあ、月夜べつに太ってないし。むしろスリムなぐらいだからいいでない」

「だよね~マック→KFCからの夕食なんて普通だよね。育ち盛りだし」

「それは食べ過ぎ!」

 そう言いながらイブキが月夜のトレーに載ってたポテト(L)とナゲットを奪った。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます