◇138



太陽が沈み始める時刻、埃っぽい建物内に沈黙と緊張が充満する。


わたしはイフリー大陸で、武器素材となる【炎を宿した喉笛】を入手し、るー、だっぷーと解散した直後、魔女ダプネと出会ったのが約一ヶ月前の話。ダプネと出会い、流れに少々トゲがある感じだったが、わたしの中にある力───魔女力を解放させるためにダプネは挑発めいた発言でわたしのやる気を煽り、空間魔法内でダプネと戦闘した。

空間魔法からやっと出る事が出来たわたしはダプネから【優雅な風切り】と【地核鉱石】受け取り、武器に生産に必要な素材の内4種類が揃った。あと1つ【濃霧の秘棘】とやらの情報がないか、皇位情報屋のキューレへ連絡した所、求めていた情報ではない別の情報をキューレが無料提供してくれた。その情報を聞き、わたしは色々と頑張り、吸血鬼のマユキ、天使のみよ、魔女ダプネとパーティを組み、ウンディー大陸の何処かに存在している謎の建物内へ空間移動した。その先でキモいモンスターに喰われかけていた人間の友人、ワタポを華麗に救い、今に至る。

と、格好よく思い出してみたものの、ハッキリ言って状況がわからない。


「うん!とりあえず、この人は大丈夫デスよ。出来ればこんなホコリっぽい場所ではなく、ちゃんとした場所で寝かせてあげたいデスがね」


後天性の吸血鬼ヴァンパイアマユキこと、ゆきちがワタポの状態を確認し、溜まっていた緊張を消す様に息を吐き言った。


「さっきのウネウネなんだったんだろね」


今の所なにもしていない天使のみよ こと、みよっちはフォンからチョコレートコーティングされたクッキーを取り出し、食べながら呟く。


「その辺りにいるモンスターとは別格なのは確かだな。あの魔力ってかオーラはヤバイ」


魔女ダプネも焦る質の魔力を持っていた “キモいウネウネしたヤツ” は本当に何だったのか。戦闘した感じ、そこまで強いヤツだとは思わなかったが、最後の一瞬、アイツはヤバさを見せてどこかへ飛び去った。


「クソビッチの事も気になるけども、この長耳治癒術師は誰?ハロルドにコピーですか?ってくらい激似なんだけど」


わたしの頭をダプネは注意する様に叩いた。長耳 は侮辱的、差別的な言葉だったか。失礼。


「私はハロルドさん?を知りませんが、私は....」


ハロルドに激似なフェイスパターンだが、中身は全然似ていない。なんかゴモゴモ喋ってるし、見ていてイライラしてくる。


「まぁ何でもいいや。ワタポを助けてくれてありがとね。この辺りに詳しいならどっか宿屋とか───!?」


宿屋がないか訪ねようとした瞬間、わたしは独特な魔力を感知した....いや、正確には “強制的に感知させられた” と言うべきか?さっきのクソビッチにとは少し違うが、似たジャンルの魔力と、肌を突き刺し引っ掻く様な鋭利な魔力の二種類。....鋭利な方は記憶にある。


「エミリオ」


「うん」


ダプネも感知した様子で、わたしの名前を呼ぶ。すぐに返事をして黙り、わたしは少し考える。この鋭利な魔力は知り合いの魅狐ミコプンプンが暴走した時に溢れさせ纏っていたモノで間違いない。もう1つ....複雑に混ざる魔力は誰のモノかわからないが、プンプンが本気に無茶しなければならないレベルの相手という事か。


「妖精さん。ワタポを休ませたい。どっかに落ち着いて休める場所ない?」


わたしは感知した魔力を放置し、ワタポを休ませる事を優先した。プンプンが暴走したのならば危険だが、プンプンの近くにはハロルドがいるだろう。暴走した雷狐を黙らせたのもハロルドだったし、ここは少しの間ハロルドに任せよう。


「ここはニンフの森です。ドライアド達が身を潜めている場所ならば、きっと休めます」


「おっけー、ドライアドっての探そうぜ」


わたしは対象の重さを軽くする子供が楽しんで使う様な魔術をワタポにかけ、ダプネに「任せた」と呟いた。ダプネは何か言っているが、無視していればワタポを運んでくれるだろう。この魔女はそんなヤツだ。出口で間違いないであろう方向に足を運んだ瞬間、わたしの可愛らしい手を後ろから掴み、吸血鬼のゆきちがわたしの足を止めさせた。


「なんだ!?」


「....ドライアドさん、ですか?」


「え?わたし?違うよ?」


ゆきちを見てそう答えるも、ゆきちの視線はわたしではなく、奥───出口と思われる方向へ向けられていた。

そこには数名の女性....人間ではなく植物に近い見た目から、確かにドライアドではないか?と思ってしまう。


「えみりん、マユッキー、下がってな。ここは大天使みよ様に任せてもらおう」


突然、本当に突然みよっちがわたし達の前に出て、調子に乗り始める。


「ドライアドだな?時間がないので説明は省かせてもらう。悪いが宿を1つ用意してもらえないか?仲間が危険極まりないモンスターとの戦闘で負傷した。何を守り戦ったのか....今本人は眠っているので聞けないが、この森を守るために戦ったのだろう。わたしも同じ状況ならばそうしていただろう。なぜ?そうだな....理由が必要ならば、この森が美しい からとでも言っておこう」


.....なんっだコイツ。どんなキャラで会話してんの?

わたしだけではなく、ゆきちもダプネも同じ事を思っているらしく、ほんと....クチがポカンと開いてしまう。時間がないから説明しないと言いつつ、確り説明する辺りがまた。さっきまでチョコクッキーを食べてたヤツとは思えない、堂々とした態度と口調に笑いそうになったが、ここで笑うと何かマズイ事になりそうだ。


「私達もその人間が気になってここへ来たのよ。時間がないみたいなので説明は省かせてもらうけど、私達は味方よ。ついてきて」


「感謝する」


みよっちの高ヘイトなドヤ顔はさておき、ドライアド側から来てくれて、味方と言ってきた事には驚いたが、今はドライアド達について行く事しか出来ない。


ダプネがワタポを背負い、ゆきちは妖精の女性を気遣いながらわたし達はドライアドの後を追う。日が沈み始める森は緑の匂いが薄くなるんだな。などと、どうでもいい事を思いながら、無言のまま足を動かした。





濃い靄が生きている様に地面を擦る。倒れている魅狐ミコ半妖精ハーフエルフを観察する様に靄は動き、半妖精の腕に絡み付く。ピクリと動く人差し指。伝染する様に他の指も動き、半妖精は手を開く。すると遠くにある歪な剣が魔法の様に浮かび、フワフワと飛び右腕に握られる。靄は右腕から半妖精を呑み込む様に全身へと走る。


───おかしな眼をしている。が、今は贅沢を言っていられない。


靄は半妖精の身体を捕食する様に包み、そして半妖精は動く。


「....複雑な視界をしているのだな」


半妖精は眼球を動かし呟くも、口調はまるで違う。


「なるほど、4つの瞳孔が自由に動かせるのか....4人分の視界を1人で。喰った悪妖精エルフの耳が4人分。もう少し増やせば更に有利になるという事か。面白い眼だ」


半妖精が喰らった悪妖精の耳は遺跡内にいた4名分。外で戦闘した悪妖精からは翅───エアリアル。


「コイツは....純妖精エルフではないな」


倒れている魅狐を見て呟き、靄を吐き出す剣をチリッと鳴らす。すると剣は一度歪み、刃に棘を持つオレンジ色の剣へと姿を変えた。これが元 星霊王【レーヴァ】が愛用していた破壊の剣。レーヴァテイン。元 星霊王はレーヴァの剣にレーヴァを封印し、姿形を極限までシンプルに変え、星霊の宝剣とした。星霊王が半妖精へこの剣を渡した理由、それはレーヴァを封印した時に付けたルールが存在しているから。星霊王が付けたルールは【揺れる事のない心を持つ者が扱う事で封印は更に強まる】というルール。星霊界での戦闘を見て直感的に、この者達ならば。と思い、宝剣をエミリオ達へ託したのだが、このルールは【力に揺れ心が歪むと封印が弱まる】というルールも自然と追加される。

これが現 星霊王の持つデバフタイプのディアの力。


魔術のデバフと同じく、重ねる事で効果は更に強くなる。しかし重ねる際に気を付けなければ、かけていたデバフの効果が上書きされる場合もある。今回のケースは上書きに近く、半妖精の心が歪んだ事により封印のデバフが弱まり、その隙間から靄が溢れだした。


星霊は死なない。

これは少し違う。 “星霊は他の種族とは異なる種族なので死ににくい” というのが正しい。他種族が1回で死んでしまうダメージでも星霊は死なない。しかしそれが5回10回と続けば星霊も死ぬ。その回数は個体によって違う。受けたダメージが癒えればその回数もリセットされる。


「早くこの剣から出なければ、この身体は1回で終わってしまうな」


半妖精ひぃたろの身体を星霊族のレーヴァが蝕む。





「なぁ星霊王、そのレーヴァってのは強いのか?」


怪我もしていないのに腕に包帯を巻いている山羊座のカプリが興味本意で質問すると、王は短く答えた。


「強い」


「ぎょえぃ!?強いの!?」


魚座スィーズがオーバーなリアクションで反応すると、星霊王は少し笑うも、すぐに表情が戻りレーヴァの事を語った。


「アイツは靄を操る。悪魔や魔女が使う靄魔法とは違って、自分の身体から靄を出してそれを攻撃にも防御にも使う。ほら、ここに来た雷を纏う娘がいただろ?あの力に似ていると思ってくれればいい」


プンプンのディアは簡単に言えば自分の雷を操る力。レーヴァのディアは自分の靄を操る力。似ていると言えば似ているがプンプンのディアは自身の姿を変え、尻尾に雷を貯めているが、レーヴァの姿は変化する事はない。もし変化するのならば星霊王はその事も伝えているだろう。封印できる状態までレーヴァを弱めた時、変化は見せなかった。隠しているのならば極限の状態とも言えるタイミングで惜しむハズがない。


「その靄は光属性で徐々にだが消滅させる事が出来る。しかし時間をかけすぎるとレーヴァは靄を回復させてしまう」


「なるほどね。それで天使や純妖精エルフの力があれば~みたいな事を喋ってたのか」


クチの悪い蠍座が納得した様に頷く。天使はどの種族よりも光属性魔術が上手い。純妖精も光属性魔術が天使と魔女以外の他種族より上手く使える。星霊族は全員、光属性に高い耐性値があり、闇属性に弱い。そこに自分の得意、不得意の属性が絡む。しかしレーヴァその逆、闇に強く光に弱い。そして闇属性を持つレーヴァは光以外、無効ではないが弱点にはならない。


「とにかく急ぎましょう星霊王。お前達も早く準備を済ませろ!」


乙女座は声を響かせ、嫌な予感を誤魔化した。





「....ダメじゃの。連絡がとれん」


フォンを耳に当て、溜め息混じりに呟いた情報屋。溜め息を吐き出しているのは情報屋だけではなく、多くの冒険者が表情を曇らせ、はぁ、と肩を落とす。

ウンディー大陸に広がる【迷いの森】をグルグルと回るレイドパーティ。鈴の形をした花もなく、日も沈み始め、最悪の状態。情報屋が通話を飛ばしていた相手は迷いの森や、その先にある【ニンフの森】、そして妖精の都【フェリア】について情報屋よりも詳しい半妖精。


「定期連絡もなく、鈴の花はこの有り様。何かあったんじゃないの?」


黒髪と黒赤の瞳を持つ、カタナ使いの後天性悪魔が情報屋と女王へ視線を長し呟いた。

鈴の形をした花は迷いの森を抜けるために必須。しかしその花はカサついた音しか出せない状態、つまり、枯れている。


「この状態で歩き回るのは反対だな....無駄に体力を消耗してしまう」


以前は赤銅色の鎧を装備していたが、今は以前より軽量に見える装備で身を包む冒険者が停止を促す。


「アクロスに賛成や。俺も腰が悲鳴をあげそうやわ。ここらで一旦休んで状況整理が理想やろ」


森では一際目立つオレンジ色のアロハシャツをサングラスのバカンス冒険者が更に推す。


「そうですね、ここは広いですし、一旦休憩....進む方法が見つからない場合はここで朝を向かえましょう」


ウンディー大陸の女王はそう呟き、数名の冒険者に休む事を伝えた。すると伝言ゲームの様に言葉が広がり、全員賛同の声を上げ、各々が休み始める。


「ポーチと図鑑くらいしかまともに機能しないね。こまたね~」


和國デザインの防具を装備した緑髪のサムライ風冒険者はフォン持つ手を振っては画面を確認する。しかし変わらず、アイテムポーチとモンスター図鑑以外の機能はエラーで使用不可能。マップは【lost】と赤文字が画面中央に表示される。


「クッソー。こんな状態やとティポルを積み繋げるゲームも出来んか....200万ポイントまで行く様になったばっかりやで?毎日プレイせんと腕が鈍ってしまうやろ?」


「そればっかりして戦闘の腕が鈍っても助けないよ。それよりさっき戦闘したモンスターから泥した食材とかあるなら、出して」


後天性の悪魔がアロハ男へ言うと、ティポルを積み繋げるゲームについて熱く語りながら、アロハ男はポーチにある食材アイテムを取り出し、渡した。

レイドパーティで目的地まで移動するケースはレア。普段は現地の安全地帯───安置に集合し、そこでレイドを組みボス討伐を行う。レイドの由来は襲撃を意味する魔女語から。討伐対象に対してより有利に、勝率を最大限までブーストした状態で挑む。

しかし今のレイドはレイドというよりは、大移動。討伐対象の実態はおろか、討伐対象が存在しているのかも謎に包まれた状態。不安がないと言えば嘘になるが、レイドメンバー全員の表情は不安よりも未知への好奇心が勝っている。


「どんな相手、そもそも相手が居るのかもわからん状態じゃが、みんなまだ緊張を顔に出しとらんのぉ。大人数での移動が楽しいって感じかのぉ?」


水を飲みながらレイドの状態を楽しそうに眺める情報屋だが、彼女自身も今この状況を楽しんでいる。冒険者は基本的に競い合う。誰が強い誰が何をした、などの競い合いがお互いのモチベーション維持や刺激に繋がる。しかし今このレイドはそういったモノがない。まるでギルドの合同キャンプイベントだ。普段話した事ない相手へ話しかけ、フレンド登録をしたり、同じ武器種や似たような防具を装備している者が会話に花を咲かせたり、素材交換や情報交換する者も見える。


「お前さんも話に入ってきてはどーじゃ?」


情報屋は少し笑い、横眼で声をかけた。


「私はいい」


「そかそか」


声をかけた相手は後天性悪魔───元レッドキャップのメンバー。SSSランクの危険度を持つ犯罪ギルドに所属していた彼女は、本来ならば幽閉後処刑されるが、青髪の魔女のワガママスキルが炸裂し、悪魔が人間に頭を下げた事で、罪を問い罰を与えるか否かは先伸ばしになった。悪魔は下手に人間と距離を縮めず、一定の距離で、相手を不安、不快に思わさせない様生きている。が、元々は人間。みんなの輪に入り会話を共有したい気持ちも少なからずあるだろう。


「クールじゃのぉ。どっかの半妖精と似とるわ」


「ん?何か言った?」


「霧もたまには悪くない。と言ったんじゃ」


「そう」




冒険者達は【迷いの森】で足止めを余儀なくされた。







甘いお菓子を食べて、ご機嫌そうな表情をする女の子。にも似た毒の表情をする女性。見た目は幼く見えるが年齢は魅狐や半妖精と同じ20前半。


「ねぇ、これは、好き?」


独特な句切りをつけた口調と、青白い肌。太めの針でチクチクと何かを縫う。


「ほら、可愛、くなっ、たわ」


頬を桜色に染めて、ゾクゾクと震え、またチクチク、チクチク。


「モモカ、これど、う思、う?」


自分の後ろで立っている少女へ話しかけ、見た感想を求める。


「......」


少女は何も言わない。


「....もぉ。また、無視、する、の?もう、いい、加減、お、利口、さん、に、なりな、さい」


「やめてよ、もうやめてよ」


「なに、を?」


「その子もう、もう死んでるよ!そうやって.....やめてよもう!」



死体人形愛好家ネクロフィリアのリリスはパメラを自分のモノにしようと、ノムー大陸にある廃街───呪われた街【シガーボニタ】へ足を運んだ。そこでパメラを見つけ、手にかけた。

パメラもレッドキャップメンバー。まだ幼い少女だが実力的にはS1ランク程だろう。そのパメラをリリスは弄び、満足した所であっさりと殺した。


「死んで、る、わよ。でも、これ、から、私、の、お、人形、に、なるの。可愛、く、して、あげな、きゃ」


涎を垂らしてリリスは言い、死体の瞼を開き眼球にキス、そのまま舌で眼球を廻す。


「なんで簡単に人を殺せるの!?なんで、なんで簡単に命を奪えるの!?」


少女は桃色の髪を揺らし、泣き出しそうな顔で言うも、少女は涙を持っていない。


「なんで....、ほしい、から、奪う、だけ。いら、ない、モノは、捨て、てるわ。例え、ば、魂、とか」


そう言うとリリスは死体のクチへ手を入れ、喉を引っ張り出し、腹部をナイフで開き、中身を引き摺り出した。


「もうやめてよ!」


「うるさいわよモモカ。あなたは下がっていなさい」


リリスは句切りなく言い放つと、自分の腕切り、血液をボタボタと地面に垂らす。


「この、腕、私、につ、けて、よかっ、たわ。モモカ、に、つけて、いたら、操、る、手間、が、増える、もの」


ニッコリ嗤い、リリスは唇を動かす。すると魔法陣が展開され血液が消え、魔法陣から数体のモモカが現れる。ラミーという名の少女の死体を使って作られた腕は少女が得意だった魔術、召喚術を使うキーになる。召喚術によってリリスは何体ものモモカを連れて歩く必要がなくなった。しかしこの腕は人間の死体、つまり肉で作られた腕。人形とは違い、腐りダメになる。


指を奇妙に動かし、召喚術で呼び出したモモカを操る。二体のモモカは、後ろにいたモモカを黙らせ、残りのモモカはパメラを綺麗に掃除する。


「アハ、これで、私、の、お、人形、が、また、増えた。さて、私、も、妖精、の国、へ、行かな、きゃ。リーダー、に、怒ら、れ、ちゃう」


リリスはヌルリと立ち上がり、唇のピアスを舌のピアスで擦り、顔を歪ませた感情を持つ人形モモカへ近付く。


「その、前に、モモカ。お仕、置き、よ。私、の、可愛、い、可愛、い、お、人形」



なぜリリスはモモカに感情を残したままなのか。それはリリス本人と、一番近くにいるモモカしか、今は知らない。




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