東大生が1日を50円で売ってみたら

高野りょーすけ

本編

発達障がいの子と数学語る@岡山 ①

 自分の1日を50円でうりはじめてから3週間後。

 10数件の依頼をかかえていたぼくのところへ、一件のメッセージが送られてくる。


 はじめての、東京都の外からのご依頼だった。


「こんにちは。岡山県に住んでいる、『なないお』ともうします。


 私には、自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)の息子がいます。


 社会性やコミュニケーションに困難をもっており、情緒支援学級にかよっています。興味に極端な偏りがあり、一般の男の子が好むような戦隊物などには全く興味を示さず、しゃべり始める前から文字や数字に強い関心をもち、特に数学が大好きです。

 3歳で四則演算、4歳で平方根を理解していました。数学検定は幼稚園の頃から始め、今は3級(中3程度)を取得して高校数学の学習を始めています。


 普段から数学のことを色々考えては私に疑問をぶつけてくるのですが、もう私の理解は超えており、答えることが出来ません・・・

 東京大学の学生さんと直接お話が出来るチャンスを見つけ、これは!と飛びつきました。りょーすけさんとお話することで、息子の将来のビジョンを広げることが出来るのではと思いました。もし、数学がお嫌いでなければ、数学の楽しさを息子と語っていただければ幸いです。」



ぼくは、岡山へ飛んだ。





(②へつづく)

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