第218話 頑張るを楽しむ
大分前から、好きなことは出来るようになっている。
例えばそれなりの満員電車(通勤ラッシュはまだ無理)でも、ライブのためなら頑張れる。
勿論1人で行くにはハードルが高いのだが、幸いなことに去年の8月からすごく仲良くなったお姉さんがライブ友達でもあるので、一緒に行ってくれるのだ。
以前は固まって泣き出したくなるくらい怖かった子供の声、救急車などのサイレンの音も怖くなくなってきた。
洗濯機、ドライヤーの音もまた然り。
日常生活を送るに当たって不都合極まりなかったいろいろが、少しずつ改善されてきている。
伴い、出来ることも少しずつ増えてきた。
今夜から明日にかけては久しぶり、それこそ数年ぶりに大量調理に挑戦する。
思えば病気になってから、ポジティブに頑張ることを知った気がする。
以前、頑張ると言う行為は、苦行でしかなかったから。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます