第165話 丸2年が経った

先日、11月24日で、しろたんをお迎えしてから丸2年が経った。

人間年齢で換算すると、80歳とかそれくらい。

もう高齢だが相変わらず毛艶は良いし、何より可愛い。


実はしろたんが若い頃、食べたがるので食べたいだけ食べたいものをあげていたら、通常のジャンガリアンの体重が30~45gのところ、80gまで太ってしまった経緯もあり、今の体重は35gで通常なのだが、ずいぶんと小さくなってしまった印象がある。


しろたんをお迎えした当初、俺は相当病んでいた。

それでも、しろたんが来て、彼女のお世話をしながら、ずいぶんと元気になれた。

手術で1泊したときは、相方も出張で居なかったこともあり、とても心細かった。

この2年は、本当にしろたんに支えてもらいながら過ごしていたなぁと思う。


ふわふわで暖かくて、真っ白な体毛にまん丸の黒い瞳の、小さい毛玉。

マイペースでおっとりしていて、動物病院で診察を受けるときもお医者先生の手を煩わせることもなく、良い子にしていて、先生にもホントに良い子で可愛いねと言われるしろたん。

お迎えで来て、良かった。

この丸2年間、一緒に居てくれて、本当に良かった。


丸2年の記念日をお祝い出来たのは、とても嬉しい。

お祝いに、ひまわりの種をあげたら、小躍りして(実際喜び方が尋常じゃなかった)頬袋に入れていた。


彼女の寿命が許すなら、次はクリスマスを一緒に祝いたい。

欲を言えば、2月の俺の誕生日も一緒にお祝いしてほしいし、5月の相方の誕生日も、6月の入籍記念日も、9月の本人の誕生日も、また11月の挙式記念日や、お迎えして丸3年の記念日も、ずっとずっと一緒にお祝いしたい。


とはいえ、人間換算したら80歳くらいのおばあちゃん。

時間の許す限り、これからものんびりと、気ままに過ごしてほしいと思う。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る