第117話 美味しいご飯を食べてきた

本日、有給を取った相方と、某ホテルのランチブッフェに行ってきた。

過ぎてしまったが、6月22日の入籍記念日のお祝いだった。

とても美味しかった。


とはいえ、食事も手放しでは楽しめない。

最初に入店しようとした際、空いている席は1席しかなくて、乳母車に子供が乗っている家族連れの隣の席を案内されそうになった。

乳母車からは鳴き声が聞こえていた。

無理だった。


なので、時間をずらしてまた来ますと、いったん撤退。

再度挑戦したときも、別の席が空いてますと案内されたのは、おば様方の集団の近く。

このおば様方が、また姦しく、辛かった。

とはいえ、店内の奥まで案内されて、他に空いてませんと言われてしまった手前、やっぱり出ますとも言いづらく、折角のランチデートだったが、その団体様が退店するまでは、片耳をウォークマンで塞いでいた。


あまつさえ、その席からは料理が並んでいるスペースに行く途中に段差があった。

たった2段で、大した段差ではなかったものの、料理を取りに行くたびに、膝に自己主張の控えめな鈍痛が走った。


膝にはまったく関係ないけど、本当は、ウォークマンなしで最初から楽しみたかったのだが。

それでも、おば様方がお帰りになられた後は、ウォークマンを外して、他愛もない会話をしながら、食事を楽しむことが出来た。

久しぶりに、ゆったりとした外食の時間だった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る