第75話 カクヨムを書くにあたり
そろそろこのエッセイも5万字に到達する。
2016年5月25日から書き始めて、同年6月10日には5万字になるのだから、かなり良いペースで書いてきた感がある。
もともとは、自分用のメモのつもりで、気楽に書いていた。
それが、★がつきレビューを頂くようになり、読者さんを意識するようになった。
それと同時に、「うつについて知って欲しい」という欲が出てきた。
俺のエッセイは主観的だ。
そして、何度も言うように、うつは千差万別だから、必ずしも罹患した人が俺と同じとは限らない。
また、罹患中でもその状況によって、症状に波はある。
だから、以前にも書いたが、俺のこのエッセイは誰かの役に立つかもしれないし、あるいは役に立たないかも知れない。
欲を言うなら、役に立つことがあれば嬉しいが。
うつに苦しんでいる人も居る。
うつと闘っている人も居る。
うつと共存している人も居る。
あるいは、かつて苦しめられていたけど、今は上手に付き合えている、と言う人も居るかもしれない。
かつてうつを患った友人個人の見識だが、うつのような精神疾患は「完治はしない」と言っていた。
彼の現在は「完治はしないが、再発もしていない状態」なのだと。
俺はどうだろう、治るのか治らないのか、正直判らない。
判らないが、この2年の間で、養生しているステージは通り越した、と感じている。
そして今は、以前にも書いたが、「闘う時期」に入っているのだと思っている。
面と向かってぶつかっていくのは、日々大変だ。
それでも、がむしゃらに「治りたい」のではなく、いつか迎えることが出来るであろう出口を探して、壁と闘っているのだ。
闘っているのは、俺1人の個人だけじゃない。
俺を支えてくれている、応援してくれている、すべての人が居るからこそ、俺は闘えるし立ち向かっていけるのだ。
これからも、躓くこともあるだろう。
立ちあがれなくなって、泣きたくなることもたくさんあるだろう。
それでも、歩みを止めてしまったら、そこで終わってしまうから。
みっともなくても、なりふり構っていられなくても、俺は立ち向かっていくのだ、まっすぐに。
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