第四二話 爆破するお話

 放たれた矢は50メートル先にいた男の首筋に、横から勢いよく突き刺さった。矢が命中した衝撃でよろめいた男は何が起きているのかわからなかったのか、自分の首筋に手を当てていた。

 そして自分の首に矢が生えていることに気づいた瞬間、破れた動脈から気管に侵入した血を吐いてその場に倒れる。それを確認した瞬間、僕は今まで隠れていた用水路から一気に飛び出した。


 服が水を吸って身体は重かったが、それでも懸命に手足を振って走る。今なら50メートル走で日本記録を出せるのではないかという勢いで畦道と道路を渡り、倒れた男の傍らに駆け寄った。

 立ち止まっている暇はないので、走りながら掬い上げるようにして倒れた男の手から拳銃を奪う。これも警察が使っているような、さっき手に入れたのと同じ型のリボルバー拳銃だった。出来れば弾も回収しておきたいところだが、のんびり死体を漁っていてはすぐに見つかってしまう。


 クロスボウを提げ、拾ったばかりの拳銃を構えながらガソリンスタンドの裏手に足を踏み入れる。ガソリンスタンドの周辺にはフェンスが張り巡らされていたが、従業員の出入口用なのか一部が扉になっていた。鍵をぶっ壊すつもりだったが、フェンスの扉は押すとあっさり開いた。


 雑然とポリタンクやホースが置かれた通路の先に、目当てのドラム缶はあった。数は約50、火をつけたら派手なキャンプファイヤーが見られることだろう。

 ドラム缶が並べられた場所からは発電機を積んだトラックが見えているが、幸い発電機に給油中の男たちに気づかれた気配はない。それを確認し、僕は斧を手に取ると勢いよくドラム缶の横腹に叩きつけた。


 金属製の鎖を断ち切り、バリケードも破壊可能なトマホークの刃はあっさりと薄いドラム缶の鉄板を貫通した。金属と金属がぶつかる激しい音がしたが、内部に蓄えられた燃料がその音を幾分か吸収してくれる。そもそも発電機の周りにいる男たちはエンジン音で周囲の音が良く聞こえていないのか、こちらを振り向くことは無い。


 刃を引き抜くと、透明な液体が破孔から滝のように地面に流れ落ちる。周囲に漂っていたガソリン臭がさらに濃くなるのを感じ取りつつもう一つのドラム缶にも穴を開けようと斧を振りかぶった瞬間、周囲に笛の音が鳴り響いた。


「敵襲! 三田村がやられた、銃もない!」


 その叫び声は南側から聞こえてきたので、ガソリンスタンドの外周で警備に当たっていた隊員に死体が見つかってしまったのだろう。もっとも死体が見つかることまでは織り込み済みだ、出来ればもっと時間が欲しかったが。

 しかしこうなった以上残った7人が僕を包囲する前に、さっさとここを離れなければならない。一人ずつなら不意打ちで倒せるかもしれないが、7人纏めて倒すなんて不可能だ。僕はもう一つドラム缶に穴を開けると、傍らにある従業員待機所の脇に並べられた大きなゴミ箱へと走った。


「こっちだ! 足跡がある!」


 その声と共に、僕が入って来たフェンスの方から複数の足音が近づいてくる。びしょ濡れのままここに来たせいで、地面には僕の通った跡を辿るように水滴が垂れてしまっているのだ。もっともそのことも最初から考慮してある。人一人が充分に身を隠せる大きさのゴミ箱の陰から並んだポンプと停められたトラックの方を伺うと、男たちも給油作業を止めてそれぞれ銃を手にしていた。

 一方足音もかなり近づいてきている。迎え撃とうと拳銃を構えかけたところで、ガソリンが地面に流れっ放しであることに気づいた。ここで発砲したら、気化したガソリンに引火して爆発が起きるかもしれない。舌打ちして拳銃をベルトに挟み、代わりにクロスボウに矢を装填した。ついでにフラッシュライトもリュックの中から取り出し、クロスボウのハンドガードと一緒に左手に握る。


 改めて、自分が無謀なことをしていると実感した。こっちは一人、敵は七人。おまけに挟み撃ちの状態だ。最悪の場合、この場で火をつけることも考えなくてはならない。ずぶ濡れだからすぐさま火傷を負う心配はないだろうけど、爆発に巻き込まれたら無事では済まないだろう。


「気をつけろ……」


 その声から判断して、敵はすぐ傍まで迫ってきているようだった。意を決してゴミ箱の陰から飛び出し、ハンドガードと一緒に握ったフラッシュライトを点灯した。次の瞬間、前方から呻き声が上がる。見ると男たちが顔を押さえ、呻いていた。


「ぐっ……!」

「目が……!」


 裏手にある従業員待機所にも照明が設置されているとはいえ、100メートル先まで余裕で照らせるフラッシュライトの光をまともに顔に浴びてしまったのだ。しばらく男たちの目は使い物になるまい。

 ガソリンスタンドの裏手にいた隊員は2名、どうやら北と南に配置されていた連中が死体と僕の足跡を見つけ、ここに飛び込んできたらしい。仲間が殺されたことで頭が一杯になっていたのか、ロクにクリアリングもせず進んできたようだ。

 先頭の男は拳銃、後ろの男は散弾銃を手にしていた。ライトの光を浴びせた時に撃たれなくてよかったなどと考えつつ、クロスボウを撃った。


 放たれた矢は先頭の男の腕に突き刺さり、うめき声が絶叫に変わる。本当は胸を狙ったのだが、男がのた打ち回るせいで狙いが外れたのだ。しかし一々矢を再装填している暇はない。舌打ちし、膝をついて矢の刺さった腕を抑える先頭の男を放置し、その後方で散弾銃を構えかけていた男に向かって走り出す。散弾銃を持った男は前の男が盾になっていたおかげで、ある程度目は見えていたようだ。それでも突然飛び出してきた僕に驚いたのか、一瞬棒立ちになっていた。

 一々戦っている暇はなく、銃を構えかけた姿勢のまま固まった男を突き飛ばして走った。突き飛ばされた拍子に男が引金を引いてしまったのか、派手な銃声と共に従業員待機所の裏口に設けられていた蛍光灯が、火花を上げて粉々になった。


「なんだ!」

「ガキだ、地下壕から逃げた奴だ!」


 銃声に気づいてトラックの方からやって来たのか、背後から複数の足音が迫ってくる。これでは振り返って照明弾を撃つことなんて出来ない。さっき殺した三田村という男の死体を飛び越え、道路を渡って用水路に滑り込み、ベルトから拳銃を抜いた。


「あそこに逃げたぞ!」


 その声と共に複数の銃声が響き渡り、目の前で土埃が舞い上がった。どうやら居場所もばれてしまったらしい、ますます状況が悪化したような気がするが、これはこれでいいのかもしれない。僕がこっちでドンパチしていれば、ナオミさんたちに割かれる戦力も少なくなる。

 しかしこれではジリ貧だ。一人を殺害し、もう一人に重傷を負わせたまでは良かったが、まだ敵は6人も残っている。一瞬だけ顔を出して様子を確認すると、こっちが反撃しないのをいいことに男たちが用水路に向かって走り出そうとしていた。


 舐めるな。そう呟き、用水路から身を乗り出して拳銃を構え、引き金を引いた。撃った瞬間蹴り飛ばされたような衝撃が肩に走り、銃声で耳が一瞬遠くなる。反動で銃口が上に持ち上がり、まるで見当違いの方向に銃弾は命中した。

 それでも連中からしてみれば、銃を持っている僕は脅威に思えたらしい。道路を渡ろうとしていた男たちが慌ててガソリンスタンドの敷地に戻り、ゴミ箱などを遮蔽物にして発砲する。複数の銃火が従業員待機所の裏口で瞬き、目の前で土埃の柱が屹立した。


「銃を持ってるぞ!」

「さっきそう言っただろ!」


 そんな声が聞こえてくる。もしかして連中は、銃を持った相手と戦った経験に乏しいのではないだろうか? ふとそんな考えが頭に浮かんだ。

 感染者は銃を撃たないし、この日本で銃を持っている人間はとても少ない。感染者に食わせようと生存者を村に迎え入れる時には武器が没収されるので、僕のように抵抗を試みた人間がいたとしてもほとんど脅威にはならなかっただろう。つまり連中は、本格的に人間と戦ったことがない。


 もう一度顔を上げてみると、今度は連中の恐慌状態がはっきりとわかった。何人かは物陰に身を潜めたままほとんど動かないし、他の連中も銃口だけを突き出して発砲している状態だ。

 しっかり両手で拳銃を構え、狙いを定めて引き金を引く。今度は正しい姿勢で撃ったためか感じる反動は少なく、放たれた銃弾は一人の隊員が隠れるゴミ箱に命中した。金属製のゴミ箱を銃弾が貫通することはなかったが、それでも怯えたような悲鳴がゴミ箱の裏側から聞こえてきた。


 再び敵が発砲してくる。今度は正確な銃撃で、頭上を銃弾が掠めるヒュッという音が聞こえた。脇に生えていた雑草が根っこから消失し、僕は再び用水路の中に身を隠した。


 このまま銃撃戦を繰り広げていたところで、弾が無くなればこっちの負けだ。向こうは人数も銃も弾の数でも勝っている。それに増援を呼ばれてしまったら、ガソリンに火をつけるどころか逃げることすら出来なくなる。

 従業員待機所の裏口に見えた人影は7つ、どうやら銃声を聞いてガソリンスタンド周辺の全員が殺到してきたらしい。ということは、僕が最初に来た方向である北側は、今頃がら空きだ。

 連中もどうやら初めての銃撃戦で浮足立っているようで、回り込んで挟み撃ちにするとか別の場所を守るといったことまで頭が回っていないらしい。これが軍隊か何かなら今頃僕はどうすることも出来ずに集中砲火を浴びて死んでいるところだが、連中は警官に訓練を受けただけの素人に銃を持たせただけの集団に過ぎない。


 いけるかもしれない。そう考えた僕は再び身を乗り出して拳銃を撃つと、用水路の中を北へ向けて移動した。用水路はガソリンスタンドを一周するように張り巡らされているから、身を隠したまま北側に回り込める。ここからでは男たちが邪魔で、照明弾を撃ちこんでも連中が障害物になってしまう。男たちが発砲した際の銃火で気化したガソリンが引火しないかと期待したが、そこまで都合よくはいかないようだ。

 男たちも躊躇なく発砲しているということは、ガソリンが漏れていることに気づいていないのかもしれない。元々あの辺りにはガソリン臭が漂っていたから、そう簡単にはわからないだろう。


「行け、奴を殺せ!」


 そんな言葉が聞こえて来て、僕は自分が既に捕獲対象から殺害対象になってしまったことを知った。最初の一人を倒してから既に一時間ほどが経過しているのだ、とっくに守備隊に死者が出たことは知れ渡っているだろう。一人を捕まえるために倍以上の人間が死んでいては割に合わないし、何より村の秩序が破壊されてしまう。そう考えた大和が僕を感染者のエサにすることを諦め、殺すことを決めたのだろうか。

 まあ生きたまま感染者に身体を貪られるよりは、頭に銃弾を食らって一瞬で死んだ方が幾分かマシに違いない。


 僕があまり撃ってこないのを好機と見たのか、何人かが道路を渡ろうとした。すかさず拳銃を撃つと、男たちはガソリンスタンドの敷地内に引っ込む。そしてこっちが撃ったよりもはるかに多い銃弾が飛んできたが、その頃には用水路を通ってガソリンスタンドの北側に回り込むことに成功していた。


「奴は北に逃げるぞ! 井出、柏木はここに残れ。残りは全員俺についてこい!」


 僕の放つ銃火の位置がだんだん移動していることに気づいたのか、リーダーらしき男の声が響く。奴らは僕が北に逃げると踏んだようだが、敢えて僕は来た道を戻る。常識的に考えれば、1対6で撃ち合うのは不利どころじゃない。普通の人間なら当然逃げ出すだろうが、生憎僕がやろうとしていることは普通じゃない。

 さっきまでは北側から照明弾を撃ちこむつもりだったが、作戦変更だ。連中に北へ逃げたと思わせて再び西側から近づき、そこから照明弾を撃ってガソリンに引火させてやる。


 素早く用水路の中を戻り、ガソリンスタンドの西側に回り込む。案の定、人影は二つしか見えない。残った二人はガソリンスタンドの周りに広がる田んぼをライトで照らしていたが、僕が逃げたと思っているのか北西方向に注意を向けていた。さっきまで従業員待機所の裏口にワラワラ集まっていた男たちが半分以上北側に回り込んだおかげで、かなり見通しがいい。


 コ僕が戻ってきたことに気づいていない二つの人影がゴミ箱の向こうにチラチラ見えていたが、今はそっちに構っている暇は無かった。すっかり濡れてしまった信号弾を取り出し、底部に巻かれた点火用の紐をほどく。非常用であるということで、防水仕様であることを祈るしかない。そうでないと直接ドラム缶のところまで行って火を放つ羽目になってしまう。


「こっちにはいないぞ、そっちはどうだ!?」

「暗くて光が届いていない、もっと照明を強くしろ!」


 そんな声が相変わらず北側から響いてくる。連中はまだ僕が北へ逃げたと思っているようだ。気づかれて戻って来られる前に、ことを済ませなければ。


「ちゃんと着火してくれよ……」


 そう呟き、用水路から身を乗り出して信号弾を構える。狙うは男たちが身を潜めるゴミ箱の奥、並べられたドラム缶だ。

 今まで信号弾なんて撃ったことがないから弾道はわからないし、持っているのはこれ一発だけだ。外したら最悪、ライターで直接ガソリンに点火しなければならない。発射する角度についてしばらく悩んだが、意を決して信号弾の底部から延びる紐を引っ張った。



 紐を引くと、シュッという音と共に眩く光る信号弾が発射された。強烈な赤い光を放ちながら信号弾は道路を飛び越え、ゴミ箱とそこに隠れていた男たちの脇を掠めて従業員待機所の向こう側へと飛んでいく。光の弾は何度か地面をバウンドし、そしてドラム缶が並べられていた柱と屋根しかない小屋の中へと飛び込んだ。


 そして次の瞬間、ガソリンスタンドの裏手が突然明るくなった。信号弾が上手く漏れたガソリンの上に落ちて、火がついたのだ。背後で突然オレンジ色の炎が上がり、ゴミ箱の陰に隠れていた男たちが一斉に振り向く。

 地面に溜まったガソリンは激しく炎を上げ、並べられたドラム缶を炙っていた。まだ爆発は起きていないものの、すぐにそうなるだろう。炎に炙られて気化したガソリンは体積を増やし、ドラム缶を破壊して外に出ようとする。その時に引火すれば、爆発が起きるはずだ。


「火事だ、ドラム缶が燃えている!」


 その言葉を聞いた僕は用水路から這い出ると、南へ向かって脇目も振らずに走り出した。信号弾が飛んできた軌跡を辿り、逃げる僕に気づいたのだろう。背後から叫び声と共に銃声が聞こえ、すぐ傍を銃弾が掠めていく気配がした。


「奴がいたぞ!」

「消火器を持ってこい、このままじゃ……!」

「消防車だ、消防車を呼べ!」


 右往左往する男たちの言葉と共に、再び銃声が響く。背後でドラム缶が燃えている状況では落ち着いて狙いも定められないのか、今度は完全に的外れな方向に銃弾は飛んでいったようだ。

 100メートルほど走ってから別の用水路に飛び込み、来た方向を振り返る。男たちは火を消すのに精いっぱいなのか、僕を追ってくる人影は見えない。



 直後、ガソリンスタンドの裏手から大きな火柱が上がり、続いて耳をつんざく爆発音が空気を震わせた。どうやらドラム缶の一つが爆発したらしい。考えてみればあのドラム缶は真夏の炎天下の中、一日中外に放置してあったのだ。高い気温のせいで、既にドラム缶内部でガソリンが気化していたのかもしれない。

 僕の考えが合っていたのか、続いて二度三度と爆発が起きる。ガソリンスタンドから慌てて離れるいくつかの人影が見えた直後、僕の視界をオレンジ色の閃光が埋め尽くした。


「うわっ……!」


 100メートル離れていても、爆発の熱風は僕を襲った。強烈な熱風に押されて用水路の中に倒れ込んだ僕は、夜だというのに空が明るいことに気づく。そして星が消えた茜色の夜空を、炎を纏った何かが舞っていた。

 その正体は爆発で吹き飛ばされたドラム缶だった。台車を使わなければ運べないほど重いドラム缶が宙を舞っているのはシュールな光景だったが、あれだけの物体が落っこちてきたらただでは済まないだろう。空中高く吹き飛ばされたドラム缶がこちらに向かって落下してきていることに気づき、僕は慌てて立ち上がった。


 炎を纏ったドラム缶は、隕石のように僕の数メートル先に落ちてきた。轟音と共に火のついたガソリンが撒き散らされ、間一髪でそれらを避ける。ドラム缶は田んぼを何度かバウンドすると、すぐ近くに建っていた農家の敷地へ飛び込んでいった。


「あらら……」


 すぐさま、伝統的な木造の日本家屋から炎が上がり始める。振り返るとガソリンスタンドは既に炎に包まれていて、黒煙が空高く立ち上っていた。爆発で吹き飛ばされた火のついたドラム缶があちこちに落下し、村の各地で火の手が上がっていく。

 爆発で発電機を積んだトラックが吹っ飛ばされたのか、電線が切れたのか。街灯が二三度点滅した後ブラックアウトし、民家の軒先の蛍光灯の光が消える。しかし村が完全な暗闇に包まれることはない、あちこちで火災が発生しているからだ。


「結果オーライ、なのか……?」


 発電機をぶっ壊して村を暗闇に包む予定だったのだが、火災が発生したせいであちこち明るいままだ。もっともあの爆発は村中から確認できただろうし、村の外からも見えたに違いない。村の人間は消火作業に当たらなければならなくなるし、爆発に気づいた感染者も村に殺到してくるかもしれない。村を混乱に陥れるという目標は達成できたわけだ。


 しかし、銃声は尚も響いている。しかも発信源はかなり近い。どうやらナオミさんたちはすぐ傍まで来ているようだった。

 もしかしたらこのまま合流できるかもしれない。そんな期待を抱きつつ、僕は一メートルでも燃え盛るガソリンスタンドから離れるべく走り出した。

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