スクナビコナの冒険―小さな神が高天原を追放されネズミとともに地上に落っこちてしまった件―

作者 七柱雄一

78

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★★★ Excellent!!!

七柱の一「スコナビコナ」をクローズアップさせたスピンオフ。

誰もが聞き覚えのある昔話を織り交ぜながら、スクナビコナのキャラの強さを前面に押し出すだけでなく、一匹の気の弱いネズミを大きく成長させていこうという心配りの効いた冒険譚&友情物語。

完結済にするには勿体ないほどの余韻に浸れます☆

★★★ Excellent!!!

スクナビコナという神話に登場する人物の物語です。

圧倒的に読みやすく、シンプルで無駄がない。

これは小説を書く上で一番大事なこと。

なので、この物語を知らずに読んでいても、すらすらと入ってきます。

古典にほとんど興味がない僕でさえ、おお、これは読んでみようかなと思うレベルです。

次の作品に期待して、星3つ送らせて頂きます。


追記。

2016年12月19日。

1章まで読まさせて頂きました、神話らしいのにコミカルな描写がいいですね!

★★★ Excellent!!!

最新第50話までを読んでのレビューです。
子供から大人までしっかりと楽しめる冒険活劇です。もちろん読みやすさ、かわいいだけじゃないキャラクターたち、起伏にとんだストーリー、そして小さいものが知略をもって大きな悪をうつ爽快感!物語の楽しさがいっぱいに詰まった作品です。
主人公は一寸法師のようなスクナビコナ、ともに旅をするのはちょっと弱虫なネズミの王子チュルヒコ、彼らが天界から地上へと下りたち、土地の動物たちを巻き込んで大冒険を繰り広げます。
とても丁寧に語られる物語、何とも魅力的なキャラクターの数々、小さいものが知恵と工夫、そして正直な心で立ち向かっていく様!子供はもちろん、大人は純真に戻って楽しんでほしい作品です。
少しずつでも、一気に読んでも、楽しめます!
しかもまだ連載中、ぜひこの機会に読んでみてください。

★★★ Excellent!!!

 なんだろう……。
 古事記に載っているスクナビコナとは随分と性格の違うスクナビコナが主人公の小説だ。スクナビコナといったら、出雲大社に祀られているオオクニヌシノミコトと国造りを頑張り、最後は栗が弾けた衝撃で出雲からいなくなってしまった神様のはず……。
 それに比べると、本作のスクナビコナはなんとも乱暴である。その乱暴さゆえに高天原を追放されてしまったスクナビコナ。
 一体彼に何があったのやら……。そして彼はどうなってしまうのか、童話調で読みやすい本作を少しずつ追いかけていきたいと思います。 

★★★ Excellent!!!

 最初、正統派の日本神話かと思っていたのですが。途中から色んな民話がごちゃまぜになつていて、どうやら違うと分かりました。私には日本の神話について、さほど知識がないので。かつて放送していた日本昔話みたいなノリかと思えば、今時っぽくもある。主人公がぜんぜん正義じゃないという。新しい、現代の神話か。

★★★ Excellent!!!

 神々の国を追われた小さな神様とネズミという異色のコンビが行く先々でトラブルを解決したり、またトラブルに遭遇したり。
 有名な民話やあまりにも有名な世紀末覇者の台詞が飛び出したり。

 小さいお子さんの読み聞かせにぴったりな日本黎明期小説をどうぞ。

★★★ Excellent!!!

ちっちゃなスクナビコナが、気弱なチュルヒコを最強のネズミ「ネズミタケル」と宣伝しながら地上世界を冒険するお話。そのまま小学校の児童文学として採用されそうな、それでいて大人もじゅうぶん楽しめる作りになっている。
スクナビコナの頭脳プレイでネコを追い払いネズミたちを助け出すのは、誰しもの心の奥にあるルサンチマンを呼び起こし興奮する。その手柄を自分のものとせず、「ネズミタケル様が……」とチュルヒコを讃えるように仕向けるのは感涙ものだ。
物語は日本昔話から引用された、おむすび山や、さるかに合戦を想像させるシーンの連続でこれもまた楽しませてくれる。
小難しい神話に疲れた人へお薦めしたい清涼剤だ。

★★★ Excellent!!!

致します。
会話の中で登場者の気持ちまでわかる、とても読みやすい作品です。
また個性的なキャラクターも豊富で、次にどんな相手が出てくるのか楽しみに読ませていただいてます。
現段階で私のお気に入りシーンは、やはり地上のネズミの巣から去るところですね。
冷徹に感じさせるスクナの言葉。だけどその裏腹には、チュルヒコの未来を考慮した優しさまで伝わる想い。
とても素晴らしい作品です!
今後も楽しみに読ませていただきます。

★★★ Excellent!!!

しっかりしているようで土壇場に弱いチュルヒコとか、一見ダメに見えて土壇場に強いスクナビコナくんとか。そして古事記や日本書紀でおなじみの神様たちとか。大学で勉強した内容ともかぶっていたので、個人的にワックワクで読みました。大きめの文字の児童書にして、さしえつきで本にしてほしいなあ。何よりツボだったのは序盤、一寸法師そのままに茶碗のふねにのり箸で水をかくところ。……いやいや、茶碗と箸に見捨てられる一寸法師ってどうよ! この子の今後大丈夫なんか!? と心配になって読み進めてしまいました。かわいい物語だなぁ、ホント。

★★★ Excellent!!!

 語り部である翁が話す冒険譚の主人公は、体の非常に小さい神様、スクナビコナ。そのスクナビコナが原っぱに寝そべっているところから物語は始まるが……。
 僕っ子スクナビコナがとてもかわいいですね。出雲の英雄だったスサノオとの対比がより一層、その可愛さを際立たせています。そしてスクナビコナとネズミのチュルヒコの会話がとても微笑ましいのですが、この二人で物語進めて大丈夫かっ!? と思わせる危うさもあって、ハラハラドキドキ間違いなしっ。 
 さて、スクナビコナと『ネズミタケル』へとクラスアップしたチュルヒコは仇敵である猫を退治できるのかっ!? そして最大の敵、あまのじゃくとの対決はどのような結末を迎えるのか――。

 今まで語られることのなかった小さな神様スクナビコナの大冒険を、皆さんも是非っ!

★★★ Excellent!!!

可愛いんです。
何がなの! というのは、スクナビコナ達のキャラクターが可愛くてしょうがないんです。
元々、私がハムスター好きという事もありまして、小さなネズミの神様であるスクナビコナが活躍していくという物語にはもう胸を踊らせながら読ませて頂いています。可愛いなぁと、純粋に思い、本当に癒やされます。

ですが、忘れてはいけないのは大冒険というスケールの大きさ。彼等の活躍を、これからも応援していきたいと思います。