　紅茶は冷蔵庫で冷やすと濁っちゃいます

　正確には、ゆっくり冷やすとタンニンとカテキンが結びついてしまう

　この現象をクリームダウンって言うみたい

　でも、見栄えが悪いだけで味に変わりはないとのこと

　だから、気にしない人は粗熱を取ったあと、冷蔵庫で冷やして構わない

　また、牛乳を入れてアイスミルクティーにする場合も同様

　じゃぁ、気にする人はどうすればいいかと言いますと急速に冷やせばいいだけです

　他にも、熱い内に砂糖を入れるとある程度は抑制できるみたい

　それと原因の一つであるタンニンが少ない茶葉を選ぶとか（お店ではアールグレイがよく使われます）

　待てるなら常温まで冷ましてから氷で冷やすのがベターだけど、急な場合が多いですよね～

　という訳で、そういった場合のアイスティー（牛乳で作ればアイスロイヤルミルクティー）の作り方を説明します

１、通常よりも濃く淹れる（茶葉を1.5～2倍にするか、蒸らす時間を倍にする）

２、一度茶こしに通して、別の容器に移す（直接ポットから移すのでは、一気に冷やせない）

３、氷の入った容器（コップ）を二つ用意する（氷はできればお店で売っているのがいい）

４、２の紅茶を３のコップに一気にいれる――すぐさま、もう一つのコップに移す――また、最初のコップに戻す（冷えるまで繰り返す）

　ポイントは３と４の項目です

　熱い紅茶を氷に移してそのまま冷やすと、氷がとけて紅茶は水っぽくなってしまいます

　ですので、氷がとけない内に別の氷で冷やしてあげます

　ある程度とけてしまうのは仕方ありませんが、それを最小限に抑えるのが美味しいアイスティーを作るコツ

　その為に、氷が入った二つのコップを行き来させる訳です

　もちろん、手間と費用を惜しまなければ氷が入ったコップを３つ、４つ用意しても構いません

　ただ２つで充分ですし、そのほうが人前で作ると面白がられます

「えっ？　なにそれー」とか、「なに、遊んでるん？」みたいに

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