淹れ方・飲み方
ポットで淹れる
茶葉でも、ティーバックのように少量をカップで淹れることはできます
また、鍋の中で大量に淹れることだって――
ポットが使われているのは、あくまで便利だからに過ぎない
あと、ついでにオシャレだからも加えておこう
ただ、面倒くさい時はカップで淹れるのも悪くはないですよ
ちなみに、おいしい紅茶の淹れ方として5つのゴールデンルールが設けられています
個人的には、こういったモノが敬遠される理由の一つではないかと思ったりもするけどね
まぁ、要約してしまうと――
ポットは温めて使う、茶葉は良質なものを使う、茶葉の量は計る、お湯は沸かしたてを使う、蒸らす時間を取る
非情に簡単というか、当たり前のことだったりします
一応、このゴールデンルールには21世紀版というものがあり
そこではもう少し踏み込んだ記載がされています(上記含む10項目)
硬水(ミネラルウォーター)を使わない、プラスチックのカップを用いないとか
一杯に対して茶葉を2gを目安にたっぷり使う……etc.
他にも、ポットを温める最善の手段として電子レンジの使用を勧めていたり現代的です
しかしながら、電気ケトルと同時使用できないんですよね……家(ブレーカーが飛んでしまう)
とまぁ、こだわりたい方はご自分で検索するのをお勧めいたします
ただ、嗜好品なんてものは結局は個人の好みに左右されますので
ご自分にあった淹れ方があれば、それこそが最適です
その為にも、まずはゴールデンルールに従って淹れてみましょう
1:沸かしたてのお湯は、ヤカンなり鍋なり電気ケトルでご用意を(できればたっぷり)
2:それをポットに少し入れて、くるくると横回転させればポットは温まり
3:茶葉の量は専用のキャディスプーン、なければ家にある普通のスプーンでだいたい山盛り二杯くらい(カレースプーンとか大きいのだと一杯で)
4:そして、お湯を勢いよく注いで蓋をする(ティーコジ―があれば被せましょう)
5:蒸らす時間は茶葉によりけり、だいたいパッケージに記載されています
時間になったら、ポットを温めた時のように軽く回転させてから茶こしを通してカップに注ぐ
別のポットがあれば、そちらに移すといいでしょう(もちろんそのポットも温めて)
ない場合は時間と共に濃くなっていきますので、途中でカップに差し湯を入れて薄めたり、牛乳を入れてミルクティーにしたり
まぁ、最近ではそういうお店は少ないですけどね(英国式のお店では見られる)
更に言えば、茶葉を抜くか抜かないかで議論にもなっていたりするらしいですけど……決まりはないのでご自由にどうぞ
上記のように淹れて、納得がいかなければお湯の量から変えていきましょう
当たり前ですけど、一度に色々と手を付けると訳がわからなくなります
そこでどうしてお湯かと言いますと、正確な計量が
茶葉は毎回同じスプーンを使えば容易に固定できます
蒸らす時間はキッチンタイマーを始め、色々と手段があります
ですが、お湯は熱いので量るのは危ないです
それにポットを温めたりするのにも使いたいので、最初から量るのも容易ではありません
そういった理由から、私はお湯の量を変えていくのをお勧めします
ポットの半分より上か下かという具合に、目測でいいので自分のベストを見つけてください
ちなみに薄くなるよりは濃いほうがいいです
お湯で薄められるのは勿論、牛乳なり入れてアレンジできますからね
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