第82話 人はなぜカルトにはまり人を殺すのか。戦争と自己欠乏感 #とは #定期 #戦争 #平和 #心理学 #哲学

人はなぜカルトにはまり人を殺すのか。戦争と自己欠乏感 #とは #定期 #戦争 #平和 #心理学 #哲学


自己肯定感を持てない者が大義の為に戦う自己という自己設定を持つ事で自己肯定しようとして犯罪をやる事を正当化してしまうのです。思考が倒置的なのです。犯罪をやるということは大義の為なら正当化できると考えるわけです。そして指導者はそういった心理を利用し他者の生命を使い捨てにします。


カルト的な政治宗教各種団体とはこういった自己欠乏感の高い者に偽りの存在意義を教え込むことで利益を得ようとするわけです。確証バイアスで信じたいものを信じたい人は自己肯定の為に嘘と矛盾を肯定するわけです。こうして知らない他人同士を殺し合いさせる構造を作り出した人が得をするわけです。


戦争の最前線を考えてみればわかります。戦っている敵同士のはずの兵士同士は知り合いでも何でもない完全な他人です。


自分の国の何人の人をその人は知っているでしょうか、同様の敵の国の人の何人の人を知っているでしょうか。


大半の人達は自分の国の人の数パーセントしか知らず、敵の国の人のこともほとんど知りません。


ではなぜ戦争で殺し合いするのでしょう?指導者が殺しあえと言ったから?指導者に直接会ったことがある人が何人いるでしょうか?直接会ったこともない人が理想的な人格の持ち主だと誰が証明できるのでしょうか?ましてあったこともない人が言ったからと言ってなぜ知りもしない他人を戦争で殺す必要があるのでしょう?


皆がその真実に気づけば戦争など起きなくなります。

しかしそれでは独裁者やカルト指導者には不都合なのです。

要は独裁者やカルト指導者たちは、知りもしない赤の他人同士を殺し合いさせる社会構造を作り出すことで得をしようとする存在なのです。


独裁者もカルト指導者も手口は同じ構造なのです。

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